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R&D

中谷吉孝

研究開発局長

コミュニケーションの力を科学する

博報堂のソリューション。そのクオリティを支えているのは、世界でも類をみないほど充実した研究開発部門です。高度に集約され分析された知的情報との出会いが、イノベーティブな解決策を生み出します。

研究開発局は、全社のナレッジインフラを整備し、現業部門のバックアップを行う組織です。広告効果測定データの蓄積、広告シミュレーションモデルの開発、生活者データベースHABITの開発、視聴率などの基本データの整備、ライブラリーやちえ門という社内情報共有の場とシステムの運営等の基本活動。メディア環境の変化と生活者の利用の仕方の変化の研究。ERオーディットやタッチポイント分析。世界のコミュニケーションの事例研究。環境その他の社会テーマに関する応用研究。ヒット潮流分析などの世相分析。グローバル領域の支援ナレッジの開発などなど、さまざまなテーマでの研究開発活動を行っています。

世界の広告業界でも、このように充実した研究開発部門を持つ会社はほとんどないはずです。欧米の著名な学者やコンサルタントと話をすると、博報堂のユニークさを指摘されます。彼らは言います:世界の広告会社はコングロマリット化を進める中で、さまざまな機能をワンストップで担う総合広告会社という姿を失ってきた。機能分化による高度専門化を手に入れる代わりに、統合的ワンストップサービスの提供能力を失った。総合広告会社であり続けた博報堂は世界でもユニークで有利なポジションを持っている、と。

研究開発局のメンバーは、別に博士号や修士号をもつ学者ではありません。大切なのは、現場が何を求めているのか探知できる能力。世の中と人間に興味があって、人とネットワーキングでき、企画をプロデュースできる力。実践科学であるマーケティングやコミュニケーションでは、センスと発想力と好奇心そしてネットワーキング力が重要なのです。

博報堂が最も得意とするのは、人に伝え人を動かすコミュニケーションです。広告を含むマーケティングコミュニケーション全般も、ブランディングも、インターナルコミュニケーションも、すべてコミュニケーションの力が発揮されてこそ、成果を出すことができるのです。研究開発局では、そのコミュニケーションの力を信じ、科学し、創造的なコミュニケーションを生み出すヒントを生成し発信してゆきたいと考えています。


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