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いま、日本に「新しい大人文化」が生まれようとしています。
40~60代では、「年齢にしばられない生き方をしたい」割合が、実に74.5%に上ります。また、「言われてうれしい言葉」の1位、2位は「若々しい(47.0%)」「センスがいい(38.3%)」であり、従来の中高年に対するほめ言葉である「成熟した(10.1%)」を大きく上回ります。もはやかつての中高年意識は消滅し、まさに「新しい大人世代」が誕生したということができます。従来の<黄昏中高年・成熟中高年>から<若々しくセンスのある大人>へ、<枯れて行く老後観>から<人生最高のとき>へ、の転換です。
30代・40代でも50代になったら、ジーンズの似合うカッコいい大人になろう。そして、50代を過ぎたら、もう歳をとらない、そんな気分です。そうしたいまの「新しい大人世代」を私たちは“ジーンズフィフティ”と呼んでいます。
彼らは消費意識が旺盛です。現在、薄型TVもハイブリッド車も購入の牽引役は40~60代です。まさに、40~60代が消費の主役になっている。それがいま起こっている変化です。
「新しい大人」は自分だけのことを考えるのではありません。クロスジェネレーションで、若い世代とも連携します。「母娘消費」はすっかり定着し、「韓流」をはじめさまざまな社会現象を起こしています。フリーター・ニート支援、乳幼児を持つ若い母親支援なども始まっています。環境とりわけ地球温暖化防止などの社会的課題への貢献も大いに期待されます。
いま高齢化は問題として語られています。それは「“老化”・高齢社会」としてとらえているからです。これに対し、生活者が希求しているのは「“不老”・長寿社会」です。それは“問題”でなく“機会”です。
長い間マスメディアとともにあって いまデジタルメディアにも積極的なこの世代の生活者と共創しつつ、「新しい大人文化研究所」は多くの企業・メディア・行政と手を携え、テクノロジー開発やビジネス開発のハブとなることを目指します。そして、日本の高齢社会を大きく転換するエンジンとして、多くの方々とご一緒に日本における「新しい大人文化」を創造して行きたい。そう願っています。
