2011年06月16、17日

世 界最大級の広告テクノロジーカンファレンスとして注目を集めるadtech。 その中でも成長著しいアジアパシフィック地域にフォーカスした 「adtech Singapore2011」が開催され、博報堂EBUエンゲージメントプラニング局兼TBWA博報堂Disruption Lab所属の皆川治子がパネラーとして登壇しました。
“Embracing the Digital Frontier”「デジタルの最先端を行く」を大テーマに、ソーシャル、モバイル等ホットな話題が議論される中、皆川は2日目のパネルセッショ ン”Where Is Digital’s GRP?”に登場。テレビだけでなく、旧来マスメディアの接触累積全てをGRPとして捉える海外のマーケットにおいて、“デジタルのGRP”はどうなるの か?というチャレンジングなテーマについて白熱した議論が展開されました。

<セッションの要点>

安定した地位 を築いてきたGRPの概念が揺らぐ一方、デジタルの隆盛により、生活者の行動により直接的につながる測定基準/データは増え続けている。GRPに取って変 わる指標はあるのだろうか?クリエイティブの露出量と実際の行動であるデジタルクリックを同じ指標で図り、そこに単純な関連性を見出そうとするのは困難で ある。ユーザーの「滞留時間」などが指標のひとつとしてあげられているが、我々は今後もデジタルコミュニケーション領域のGRPに変わる定量指標を模索し ていく必要がある。

 

結論にはたどり着きませんでしたが、パネルと会場が一体となり、デジタル領域への投資を増やすためにも、マーケティング視点での説明力を上げる必要があるという今後の課題を共有できた場でとなりました。

モデレータ: Bryan Tan(COO, Go React)
パネリスト: Kate Clough(Regional Media Director, MRM Worldwide)
皆川晴子(博報堂エンゲージメントプラニング局 ナレッジスーパーバイザー兼TBWA博報堂Disruption Lab タッチポイントアーキテクト)
Julian Toi(CEO, Brandscreen)