2011年3月17~19日

2011 年3月17~19日、タイのプーケットにてアジア最大にして最も権威ある広告祭「アジア太平洋広告祭(アドフェスト)2011」が開催され ました。連日、世界各地から集結した審査員達による厳粛なアワード選考が行われる中、数多くのセミナーも開催されました。博報堂からは初日に “Leading the Non-Ad Charge”のタイトルで、第3クリエイティブ局の石井裕子が登壇し、プレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、博報堂が「生活者発想(People Experts ™)」に基づいて手掛けたキャンペーン事例を報告。従来の広告発想の枠を越えた商品開発、空間開発、コンテンツ制作、PRキャンペーン等を含めた4件の事例を紹介しました。

<サマリー>

デ ジタル技術の浸透により、生活者は単なる情報の受け手ではなくなり、能動的に情報を取得し、同時に送り手として広めていく「生活者主導社会」が到来して いる。それに伴い、広告も、従来型のスタイルにとらわれることのない、ある種の「Non-ad」的発想へと拡大している。
Non-ad的発想とは、“Creative thinking with a clear purpose”と定義することができ、従来的広告プロセスに縛られず、人々の心を動かし価値を共有し、購買行動を誘発するコミュニケーションアイデアを生み出すことである。その為には情報発信側が、これまで以上に生活者の心理・行動をよく知ることが必要不可欠となり、あらゆる企業のコミュニケーション活動に、徹底した「生活者発想」と高いクリエイティビティが重要となる。これまでの広告のあり方と巧くバランスをとりながら、ゼロから発想することが今後の 広告の進化と拡大につながっていくと考えられる。