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「マイビッグデータに関する意識調査レポート」(第二回)

2015.08.26

博報堂生活総研調査「自分のことを包み隠さず共有できる」のは誰?
「もっと○○のココロを知りたい」のは誰?

博報堂広報室
2015年8月26日

博報堂生活総合研究所(所長:石寺修三)は自分自身の身体に関する大量の情報「マイビッグデータ(※1)」に関する意識調査を2015年5月に実施、このたび第二回調査レポートを発表いたします(※2)。

本調査は、ウェアラブル端末や遺伝子検査などの発展・浸透によって飛躍的に増加が見込まれる、これまで知ることができなかった自分自身の情報、マイビッグデータに対する生活者の意識について調査・分析をしています。

第二回レポートは「生活者のプライバシー意識」をテーマにしています。

マイビッグデータが身近になることによって、今後は自分の病気リスクや健康状態、心理状態などの個人に関する詳細な情報が明らかになることが考えられます。当レポートでは、このような情報を「誰になら包み隠さず共有できるか」、反対に「相手のココロの中までもっと良く知りたい、と思う存在はいるのか」という質問についてまとめています。その結果、過半数が「自分のことを包み隠さず共有できる存在はいない」と回答。また、「相手のことをもっとよく知りたい」と思う存在としては、異性(恋人や配偶者)とペットがほぼ同率となり、女性ではペットが異性を上回りました。

博報堂生活総合研究所は2015年7月24日に「自分のデータは自分で使う マイビッグデータの衝撃」を発売しており、今後も同領域に関する調査・研究を進めてまいります。(※3)

(※1)「マイビッグデータ」とは、ウェアラブル端末で計測される活動量、脈拍データや、遺伝子検査で明らかになる病気リスクや潜在能力レベル、スマートフォンに蓄積される行動ログデータなどの、「自分の身体状態に関する大量のデータの集積」と定義します。

(※2)第一回調査レポート「博報堂生活総研、“マイビッグデータ”に関する 意識調査を実施」(2015年7月16日ニュースリリース)

(※3)「自分のデータは自分で使う マイビッグデータの衝撃(星海社新書)」(PDFリンク)

【調査結果のポイント】

●マイビッグデータを包み隠さず共有できる存在は“いない”が過半数

53.8%の人が「自分のことを包み隠さず共有できる」存在はいないと回答。
既婚者でも配偶者を挙げる人は4分の1以下。

●「もっとよく知りたい」相手は“異性”と“ペット”に集中

「もっと○○のココロが分かればいいのに」と思う存在は、

異性(恋人や配偶者)とペットがほぼ同率。女性ではペットが異性を上回る

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