・東名阪の生活者1500名に尋ねた、毎月の消費意欲
・2月の消費意欲指数=45.2点、欲しいモノ・サービスのある人=25.2%
~今月の消費意欲指数は調査開始以来最低に。年末年始消費の反動が表れる~


2013年2月7日

「消費ショートレポート」とは・・・
博報堂生活総合研究所による、毎月の生活者の消費動向を調査したレポート。首都圏40Km圏、名古屋40Km圏、阪神30Km圏の一般生活者に対し、①「消費意欲指数」:モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月の消費意欲は何点ぐらいですか?と、②「欲しいモノ・サービス」:あなたが来月特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか?/それは何ですか?を尋ねたものです。毎月初旬に発表します。

 

<2月の全体概要>

2013年2月の消費意欲指数は45.2点、先月より10.2点減少し昨年4月の調査開始以来最も低くなりました。特に女性の減少が大きく(13.5点減少)全体の数値を引き下げました。消費意欲指数が低い理由をみると、「年末年始に出費が多かったので2月は抑える」が男女ともに多くあげられています。また、「欲しいものがない」という声も増加。一方、高い理由で、「景気回復」といった今まではなかった声も見られますが、指数を押し上げるには至らなかったようです。「欲しいモノ・サービスがある人」の割合は先月より10.2ポイント減の25.2%、「欲しいモノ・サービス」の個数は795個と、こちらもともに調査開始以来の最低値です。具体的にあげられた「モノ・サービス」をみると、「モノ」では「家電」や「PC」などメカ関連、「服」「靴」などファッション関連がいずれも先月に比べ大幅に減少、「モノ」全体の個数も今までで最も少なくなりました。「サービス」では、「旅行」「外食」などは先月とほぼ同じですが、「サービス」全体の個数は減少しました。2月の消費は年末年始の反動が出たようです。

 

1.消費意欲指数=45.2点
(先月の55.4点より10.2点減少)

■消費に対して積極的な理由

共通してあげられた理由は少なく、分散しました。その中で目立つのは、「景気がよくなりそう」「株価の上昇」が男性中心にあげられたことです。「景気回復」が積極的な理由にあげられるのは調査開始以来初めてのことです。また、女性では若い層で「バレンタインなので」があげられました。「バーゲンの底値狙い」という声も聞かれます。「旅行」もあげられています。

■消費に対して消極的な理由

男女ともに「年末年始に出費が多かったので2月は抑えたい」が多くなっています。「景気回復」という声が出てきた一方で、「景気丌安」をあげる人も相変わらず多くなっています。また、「寒くなるので外出を控える、意欲が湧かない」という声も男女の年配層で聞かれます。「欲しいものがない」が女性で大幅に増えたのも目立ちます。バーゲンで春に向けての服や靴など、当面欲しいものは手に入れたということでしょう。

 

2.欲しいモノ・サービスのある人=25.2%
(先月の35.4%より10.2ポイント減少)

■ 「モノ」について

「欲しいモノ」の数は583個、先月より4割以上減少し調査開始以来最も少なくなりました。「家電」や「PC」「携帯電話」などメカ関連、「服」「靴」などファッション関連が大幅に減少しました。特にファッション関連は、バーゲンの狭間ということもあり、女性で6割近く減りました。2月の行事、「バレンタインのチョコ、お菓子」が女性の20代から40代で目立ちます。

■ 「サービス」について

「欲しいサービス」の数は212個、先月に比べやや減少し、調査開始以来2番目の少なさです。女性の減少が目立ちます。「旅行」をあげる人が相変わらず多いですが、今月は男性20代と女性60代で多くなっています。男性20代は卒業旅行やウインタースポーツをあげています。女性では「バレンタイン関連」があげられました。

 

レポートでは、生活者の生の声、性年代別分析などを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

博報堂生活総研 消費ショートレポート2月