・東名阪の生活者1500名に尋ねた、毎月の消費意欲
・9月の消費意欲指数=51.9点、欲しいモノ・サービスのある人=26.4%

夏消費の反動で、「欲しいモノ・サービスのある人」は調査開始以来最低に

2012年9月6日

「消費ショートレポート」とは・・・
博報堂生活総合研究所による、毎月の生活者の消費動向を調査したレポート。首都圏40Km圏、名古屋40Km圏、阪神30Km圏の一般生活者に対し、①「消費意欲指数」:モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月の消費意欲は何点ぐらいですか? と、②「欲しいモノ・サービス」:あなたが来月特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか?/それは何ですか?を尋ねたものです。毎月初旬に発表します。

 

全体概要
9月の消費意欲指数は先月よりやや減少、「欲しいモノ・サービスのある人」の割合は、今年5月の調査開始以来最低になりました。消費意欲指数が低い理由としては、「欲しいものがない」という声が先月に続き多いことや、「夏休みにお金を使ったので9月は抑える」という声の多さが目立ちます。一方、高い理由では、女性を中心に「秋服を買う」という声や、年配層で「涼しい秋になるので消費意欲が湧く」という声があげられています。「欲しいモノ・サービス」では、「モノ」、「サービス」の数がともに今までで最も少なくなりました。特に「サービス」をあげる人が大きく減りましたが、これは、先月は夏休みということで多かった「旅行」やアウトドアのレジャー関連が大幅に減少したためです。「モノ」でもエアコンなど夏関連の「モノ」をあげる人が減少しました。9月は「モノ」、「サービス」ともに夏消費の反動が大きく出たようです。

 

1.消費意欲指数=51.9点
(先月の52.4点より0.5点減少)

■消費に対して積極的な理由

「秋物の服を買いたい」という声や、「涼しくなるので外出の機会が増える、消費意欲が湧く」という声があげられました。

■消費に対して消極的な理由

「夏休みの旅行などでお金を使ったので9月は抑える」という声が男女ともに非常に多くなっています。また、先月に続き「欲しいものがない」という声も多く聞かれました。

 

2.欲しいモノ・サービスのある人=26.4%
(先月の31.1%より4.7ポイント減少)

■ 「モノ」について

「欲しいモノ」の数は過去最低を更新(9月686個)しました。夏関連のモノが大幅に減りました。「家電」ではエアコンや扇風機が先月に比べ1/5に、そのほか、ファッション関連では水着やサンダル、「食品」でもアイスクリームなどが大きく減少しました。また、「服」や「靴」などは先月と同じような水準です。セールやバーゲンも特にないためか、落ち着いた動きになっています。一方、「PC」や「携帯電話」、「カメラ」などメカ関連は男性を中心に増えています。

■ 「サービス」について

「欲しいサービス」の数も過去最低(9月196個)になりました。先月に比べ、「旅行」をあげる人が半減(8月132個→9月61個)しました。夏休みが終わったためか、「旅行」以外にもアウトドアのレジャーや「外食」をあげる人が大幅に減少しています。ただ、「旅行」は全体では大きく減りましたが、60代ではそれほど減らず、「旅行」に対する根強い欲求があるようです。

※添付のPDFでは、生活者の生の声、性年代別分析などを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

「消費ショートレポート9月」