・震災後2ヶ月時点の地域満足指数は西高東低

・男は機能、女は雰囲気で地域を評価

 2011年07月26日

地域満足指数とは・・・全国の一般生活者6,000名に対し、5月初旬時点で「あなたがお住まいの地域での暮らしやすさの満足度が最高に高まった状態を100点とすると、現在の地域社会に対する満足度は何点くらいだと思いますか?」と質問した結果が、「地域満足指数」です。今後、3ヶ月に1度の調査を行っていきます。次回発表は10月を予定しています。

 

(1)エリア分析:震災後2ヶ月時点の地域満足指数は西高東低
5月初旬に調査した「現在住んでいる地域への満足指数」は全国平均で67.9点でした。地域別でみると最も高かったのは北陸の70.0点、次いで中国 69.5点、九州・沖縄69.3点と続きます。東北は東日本大震災の影響のためか64.6点で最低となりました。全国平均を下回った地域は東北に加え、関東、東海、甲信越の計4地域で、震災後2ヶ月時点の地域満足指数は西高東低という結果でした。
また、地域の満足度について、自然、安心、便利さなど20項目に関する評価を聞いています(※添付PDF 3ページ参照)。地域満足指数が高かった北陸、中国、九州・沖縄に共通するのは「自然の豊かさ」「緑化空間の多さ」など自然環境や「治安のよさ」に関する評価の高さです。最下位となった東北は被災したこともあり、「自然災害の少なさ」が10地域中最低の評価となりましたが、一方で「自然の豊かさ」「緑化空間の多さ」は高く、郷土の自然に対する満足度の高さが感じられます。ランキング4位の近畿、7位の関東をみると「治安のよさ」「緑化空間の多さ」「自然の豊かさ」など8項目で10地域中最低レベルですが、「日常行動に便利」「移動に便利」などの評価は他地域より高く、自然が少なく治安に不満だが暮らしには便利、という大都市圏の特徴が現れたようです。

 

(2)男女分析:男は機能、女は雰囲気で地域を評価
男性の地域満足指数は66.5点、女性は69.3点でした。男性は20代から50代の各年代で全国平均の67.9点を下回り、40代では66.1点と男女年代別で最も低くなりました。女性は50代の70.5点を筆頭に各年代で全国平均を超えており、男性に比べ地域満足指数が高くなっています。
男女別に地域の満足度の評価1位、2位の項目をみると、男性では「治安のよさ」「日常行動に便利」があげられており、安心、便利さといった機能的な面が評価されています(※添付PDF 3ページ参照)。また、女性では「温和でやわらかい雰囲気」「緑化空間の多さ」があげられ、住み心地のよさといった気分的な面が評価されました。
年代別にみると、男性の40代、50代では1位に「治安のよさ」、2位に「自然災害の少なさ」があげられており、地域の安心に関わる項目の評価が高くなっています。「治安のよさ」は男性20代、30代でも3位になっています。女性20代、30代、40代では「温和でやわらかい雰囲気」、女性50代では「緑化空間の多さ」がそれぞれ1位にあげられています。

 

詳細については添付のPDFファイルでご紹介しております。

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