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博報堂生活総研「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクト 新・母子健康手帳が完成

2011.04.05
#ソーシャルデザイン

全国のお母さん、お父さんの声から、新・母子健康手帳が完成

島根県海士町と栃木県茂木町では4月より使用開始

 2011年04月05日

博報堂生活総合研究所では2010年8月より、全国のお母さん・お父さんとの対話を通じて、日本の子育て環境の課題解決に貢献できる“次世代の母子健康手帳のカタチ”を造るプロジェクト「日本の母子手帳を変えよう」を実施しております。核家族化、共働き世帯の増加、小児科医不足、産後うつの問題など、日本の母子を取り巻く育児環境は急激に変化 し、新たな社会課題が浮上しています。これらの課題解決に、全てのお母さんに配布される母子健康手帳は、貢献できる可能性があるはずです。
インターネット、ソーシャルメディアを通じて全国から寄せられた声、医療関係者、お父さんお母さんへのインタビュー、日本と世界の先進的母子健康手帳のケーススタディを通じて得られた発見やアイデアをベースに研究を進め、新たに開発した、新・母子健康手帳(通称: 親子健康手帳)がこのたび完成しました。この新・母子健康手帳は2011年4月より、島根県海士町、栃木県茂木町にて、使用開始されています。
現在、新・母子健康手帳を実際に使用し、その使い勝手を検証していただけるモニター自治体を募集しております。使用していただいた結果、新たに見つかった 検討ポイントを考慮し、2012年に予定されている厚生労働省省令様式の変更に合わせて、さらなる改良を重ね普及を目指します。

「新・母子健康手帳」の詳細については、添付のPDFでご紹介しております。

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