「夫の不倫は絶対に許されることではない」と答えた夫 1988年 61.4% → 2018年 84.3%
「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方が良い」 と答えた妻 1988年 59.7% → 2018年 24.4% など

博報堂生活総合研究所は1988年から10年毎に、サラリーマン世帯の夫婦を対象にアンケート調査「家族調査」を行ってきました(1988年・1998年・2008年・2018年の4時点で実施)。
6月11日の第一弾、7月2日の第二弾に引き続き、今回の発表では第三弾「家族・夫婦の価値観」編として、結婚や家族、夫婦のあり方などに関する価値観の変化に焦点を当て、ポイントとなった調査結果を中心にお伝えいたします。
なお、本調査は博報堂生活総合研究所で進めている研究「家族30年変化」の一環です。本調査を含む各種研究の成果については、サマーセミナー2018「家族30年変化」として、研究発表イベントやレポートなどで発表してまいります。

<「家族30年変化」調査結果のポイント>

夫婦の倫理観:夫は過去30年で最も誠実・妻思いに?

・「夫の不倫は絶対に許されることではない」との質問に「はい」と答えた夫は過去最高(1988年61.4%→2018年84.3%)、妻のスコア(1988年73.2%→2018年78.3%)をはじめて上回る。
・「結婚指輪をいつもしている」夫は過去最高(1988年15.8%→2018年40.3%)、「無断外泊したことがある」夫は過去最低に(1998年29.3%→2018年14.8%) 。

結婚観・出産観:離婚の許容度は上がり、「結婚・出産=一人前」の意識は過去最低に

・「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方が良い」との回答は、夫・妻とも過去最低。特に妻で大きく減少(妻 1988年59.7%→2018年24.4%など)。
・「人は結婚してはじめて一人前」との意識は、夫・妻ともに過去最低に(夫 1988年47.7%→2018年27.8%など)。
・「人は子どもをもってはじめて一人前」との意識も、夫・妻ともに過去最低に(夫 1988年53.3%→2018年30.2%など)。

家族観:家族の結びつきへの意識は高まるも、先祖の墓にはこだわらず?

・「意識して家族の絆を強めることをする方が良い」との回答は、夫・妻とも過去最高に(夫 1988年37.3%→2018年57.8%など) 。
・「家族は『先祖代々の墓』に入る方が良い」との回答は夫41.4%・妻28.6%で過去最低に。

男女観:意識の上ではジェンダーフリーが進むも、実践は難しいとの回答

・「女性は子供ができても外で働いた方が良い」との回答は、夫・妻ともにはじめて過半数に達し過去最高に(夫 1988年31.6%→2018年52.7%など) 。
・「『女は仕事、男は家庭』という夫婦があってもよい」との回答は夫73.8%・妻82.1%にのぼるも、「自分たちがそうなってもよい」との回答は夫31.4%・妻21.3%に留まる。

調査レポートはこちら

▼関連リリース
【6月11日発表】「家族30年変化」調査結果第一弾-『妻は強く、夫は弱くなった30年』はこちら
【7月2日発表】「家族30年変化」調査結果第二弾-『夫の家事参加意識は30年で最高 でも実態はまだまだ妻に偏り』はこちら