お金と幸せの関係についても、分かれる生活者の価値観。

今、お金にまつわる環境は、電子マネーや仮想通貨といった新しいお金の誕生や、個人が直接取引できるサービスの登場などで急速に変化しています。
そこで、博報堂生活総合研究所はこうした環境下における生活者のお金に関する価値観や態度を把握するため、全国 20~69歳の男女を対象に「お金に関する生活者意識調査」を実施しました。
本リリースでは、前回発表(2017.12.15)の調査結果の続報として、一様ではない生活者のお金観や暮らしの様々な物事に対する損得感をご紹介します。

「お金に関する生活者意識調査」のポイント

■お金に関する価値観

お金を使わずとも幸せ 60% vs お金を使って幸せ 40%
お金は自分のために 53% vs お金は誰かのために 47%

<払の損得>
・「電子マネー」「クレジットカード」の方が「現金」よりも“損”だと思う人が多くなっています。なかには「キャッシュレスだと使い過ぎる」と思っている人もいるようです。

<愛の損得>
・「離婚」は“損”だと思う人が大多数(84.9%)。逆に、「結婚」と「恋愛」は“得”が7割超えで多くなっています。
・「離婚」には慰謝料や養育費など支払い義務のあるお金が付き物だったり、精神的なダメージもあるため“損”が多いのでしょうか。

<交の損得>
・「子ども関連のつきあい」で“損”(56.0%)が“得”を上回るものの差は小さく、どのつきあいも損得は、ほぼ半々となりました。

■暮らしの損得

「電子マネー」「クレジットカード」の方が「現金」よりも“損”だと思う。
「離婚」は“損”、「結婚」「恋愛」は“得”だと思う人が大多数。

<住の損得>
・「ひとり暮らし」は“損得”が半々、「家族との同居」は“得”が80.6%です。家族との交流や互助なども“得”と捉えているのでしょう。
・また、 “損”だと思う人は「ひとり暮らし」と「家を買う」で男性、「家族との同居」で女性が多くなっています。

<働の損得>
・「起業」「転職」を“損”だと思う人が4割います。新たな仕事や職場へのリスクを感じているのかもしれません。
・男女別でみると、「起業」は女性(特に20代)、「転職」「副業」は男性(特に60代)で“損”だと思う人が多くなっています。

本調査は「お金の未来」研究の一環です。
本調査を含む各種研究でみえてきた、お金と幸せの未来像につきましては、『みらい博2018「進貨論~生活者通貨の誕生~」』として、研究発表イベントや書籍などで発表してまいります。

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