博報堂生活総合研究所は1997年から10年毎に、小学4年生から中学2年生の子どもたちを対象に、ほぼ同じ質問内容のアンケート調査を続けてきました(1997年・2007年・2017年の3時点で実施)。

この20年間、日本では少子化の進行、共働き世帯の増加、教育の脱ゆとり転換、デジタル環境の向上、東日本大震災の発生などさまざまな事象が生じ、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。

こうしたなかで、子どもたちの意識や行動はどう変わったのか。また変わっていないのか。調査からは、自分の置かれた環境を肯定的にとらえ、大人や友人との良好な関係のなかでまじめに生きる姿や、新商品・情報の流行への関心が低下しつつも、興味があることの情報取得には前向きな姿など、様々な子どもたちの実像が見えてきました。
本レポートでは、調査結果から「速報」として、変化が顕著であったポイントを中心にご報告します。

調査からの発見

【自己認識】豊かさ実感&幸福度、過去最高に

【価値観】重視することで、勉強が遊びを逆転

【家族との関係】尊敬度合いでお母さんがお父さんを逆転

【家族との関係】どんどん近づく親子の距離

【大人との関係】大人から叩かれた経験は過去最低に

【友達との関係】友達の数は過去最高に

【情報環境】流行への興味は低下。気になる情報は自分で調べる

【情報環境】デジタル機器・サービスは急速に浸透