博報堂の専門組織である博報堂新しい大人文化研究所は、40~60代を“新しい大人世代”と呼び、その意識と消費に関する調査研究を行っています。
このたび、50代男性のセカンドライフ(定年後、60歳以降の生活)に焦点をあてた調査を実施しました。

  • セカンドライフ(定年後、60歳以降の生活)に対する「期待指数」平均は62.3ポイント。“自分の定年後(または60歳以降)の人生を、どの程度楽しみにしているのか”を、最大限に楽しみにしている場合を100として回答してもらったところ、平均値は62.3ポイント。
  • 将来や老後に対する「不安指数」平均は57.2ポイント。“自分の定年後(または60歳以降)の人生に対して、どの程度不安を感じているか”を、最大限に不安を感じている場合を100として回答してもらったところ、「期待指数」と同様、50を超える数値となり、定年後の生活への期待と不安が入り混じる心情が伺える。
  • セカンドライフに向けた「準備指数」平均は31.2ポイント。“定年後(または60歳以降)の仕事や暮らしに向けて、現時点でどの程度準備を進めているのか”を準備万端整っている状態を100として回答してもらったところ、31.2ポイント。老後の準備は進行途上という人が多い。

新しい大人文化研究所では、意識調査の結果を詳細に分析し、まるで未成年のように未来にゆれる心情を持つ50代、定年を控えた層を「未定年」層と名づけました。また、セカンドライフへ異なる向き合い方をしている4つのグループを抽出し、自分が生きるため、自分のしたいことのため、絆を深めるための3つの投資行動が行われていくと考察しています。
(詳細な分析結果は、PDFの資料をご参照ください)

シニアの入口に立つ「未定年」層は、日本が迎える超高齢社会を形作っていく層であり、彼らが考える未来が、日本の超高齢社会の未来となると考えられます。言わば、日本の超高齢社会のキー世代です。
新しい大人文化研究所は、男性のみならず女性も含めたこの「未定年」層の研究・マーケティング活動を開始。企業やメディアの皆さまとも協働を図りながら、多くの未定年層のライフプランニングが活性化することを目的に活動し、超高齢社会を明るい未来とするための貢献をしてまいります。