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博報堂グループとCCCマーケティング、実購買データに基づく 国内最大級のリサーチパネルを起点とした統合マーケティングサービス「パネルドライバー」を共同開発

2016.12.08
#デジタル

株式会社博報堂
CCCマーケティング株式会社
株式会社東京サーベイ・リサーチ

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一、以下「博報堂」)と、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下「CCC」)のグループ会社でデータベース・マーケティング事業を手掛けるCCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:武田宣、以下「CCC マーケティング」)、および博報堂グループの市場調査会社である株式会社東京サーベイ・リサーチ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渋谷利行、以下「TSR」)は業務提携を行い、Tカードの実購買データに基づいた約1,200万人のリサーチパネル※1の会員を起点とした統合マーケティングサービス「パネルドライバー」を共同開発し、提供を開始しましたので、お知らせいたします。

※1 2016 年 10 月末現在、アンケートメールの承諾を得ている会員

近年、デジタルテクノロジーの進化により、購買データ等のビッグデータをマーケティングに活用する動きが本格化しています。さらにアクチュアルベースの購買行動だけでなく、その背景にある生活者の意識・動機などをネットリサーチで把握することにより、より立体的な生活者洞察が可能になります。

このたび3社で共同開発した「パネルドライバー」は、新しいネットリサーチサービスを起点とした統合的なマーケティングサービスとして提供いたします。
ネットリサーチサービスとして、CCCマーケティングが有する実購買データに基づいたリサーチパネルに、TSRのリサーチ企画・分析力を組み合わせた新たなスキームを導入しました。これにより、実購買データによる“行動”分析と、購買者ネットリサーチによる“意識”分析の多角的な生活者洞察が可能となり、さらに課題に応じたマーケティング展開までを同一パネル上にてワンストップで行うことが可能です。
「パネルドライバー」を通じて、博報堂の生活者発想のプラニング力、CCCグループが有する国内最大級の顧客基盤とデータベース・マーケティング力、TSRのリサーチ企画・分析力を連携させ、企業のマーケティングROI向上につなげてまいります。

3社の具体的な役割としては、博報堂は販売・全体プロデュース・生活者洞察・マーケティング企画、CCCマーケティングはTカードの実購買データに基づいた対象者の選定・対象者へのアプローチ、TSRは調査設計およびアンケート実施・統計的な分析業務をいたします。
なお、CCCマーケティングが有する個人情報は、CCCマーケティングにて管理され、「パネルドライバー」導入企業に提供されることはありません。

■■「パネルドライバー」の特徴

実購買データに基づくネットリサーチを起点とした生活者洞察と、マーケティング企画・実施を行い、企業のマーケティング活動をサポートします。対象カテゴリとしては、一般消費財全般のマーケティングに活用できます。

① ネットリサーチ

Tカードをご利用されている会員のうち約1,200万人という国内最大級の規模のリサーチパネルへのネットリサーチ※2を行えます。また実購買データに基づいた対象スクリーニングが可能なネットリサーチサービスとなっております。これにより従来は実施しにくかった、発売後間もない新商品、衝動買いの多い商品、出現率の低い商品などの購入層へのリサーチを実施しやすくします。

  • 2 リサーチ対象者に対して、同一テーマのプロモーションは行いません。

② ネットリサーチと購買データ分析による生活者洞察

6,082万人※3のTカードの実購買データ※4を活用し、特定商品の購買層のデモグラフィック特性、併買状況、流出・流入状況の把握が可能です。この特定購買層へのネットリサーチを行うことにより、購買意識までを洞察することが可能になりました。

  • 3 2016年10月末現在、直近1年間にTポイントをご利用いただき、かつTカードを複数枚お持ちの方は一人として数えたアクティブでユニークな会員
  • 4  個人が特定・識別されないように加工した統計データです

③ ネットリサーチ起点の各種マーケティング施策

①、②の生活者洞察に基づき、商品開発や、メール配信やDMなどのプロモーションの施策の企画・実施を行います。特に、ある購買行動層に限定したマーケティングが可能となっており、マーケティングROI向上へつなげることができます。

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