■好きなスポーツ、男性は「サッカー」がダントツ1位で、「バスケットボール」「バドミントン」が続く。女性のトップ3は「バドミントン」「水泳」「サッカー」。

■興味/関心の高いスポーツイベント・スポーツリーグは、多くの都市で「サッカー」と「オリンピック」が上位。ASEAN都市では「Southeast Asian Games」、台北とソウルは「野球」、メトロマ ニラと台北は「バスケットボール」、インドでは「クリケット」が上位に入る。

■スポーツ協賛は、企業イメージ向上に効果的。

博報堂では、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査『Global HABIT(グローバル・ハビット)』を2000年からアジアを中心に世界の主要都市で中・上位収入層を対象に毎年実施しています。最新(2015年実施)のGlobal HABIT調査のデータをもとに様々な角度から分析を行い、グローバル市場での可能性に繋がるヒントをご紹介していきます。

今回のレポートでは、アジア15都市生活者のスポーツに関する各種データをご紹介します。スポーツイベントを活用したマーケティング活動の参考に、当レポートをご活用ください。

  • (15都市) 香港・台北・ソウル・上海・北京・広州・シンガポール・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・メトロマニラ・ホーチミンシティ・ヤンゴン・デリー・ムンバイ ※参考としてロシア(モスクワ)、アメリカ(ニューヨーク)とブラジル(サンパウロ)のデータもご紹介します。

■好きなスポーツ
アジア15都市平均で見ると、男性のトップ5は、サッカー(57.2%)、バスケットボール(32.9%)、バドミントン(26.6%)、 水泳(23.4%)、自転車(16.7%)で、サッカーが2位以下を大きく引き離す。女性のトップ5は、バドミントン(32.0%)、水泳(25.8%)、サッカー(16.4%)、 自転車(16.0%)、バレーボール(15.7%) 。

都市別に見てみると、男性はサッカーの人気が高く、アジア10都市(香港、ソウル、上海、北京、広州、シンガポール、バンコク、ジャカルタ、ホーチミンシティ、ヤンゴン)で1位。一方、台北とメトロマニラでは 「バスケットボール」、クアラルンプールでは「バドミントン」、インド2都市(デリー、ムンバイ)では「クリケット」が1位となっている。また、ソウルと台北では「野球」、バンコクでは「ムエタイ」と「ボクシング」、メトロマニラでは「ボクシング」、ヤンゴンでは「セパタクロー」と「Cane Ball」の人気も高い。女性は男性ほど特定のスポーツに人気が集中しておらず、「バドミントン」は4都市(香港、北京、広州、クアラルンプール)で1位、「水泳」も4都市(上海、シンガポール、ジャカルタ、ホーチミンシティ)で1位。台北は「自転車」、ソウルとヤンゴンは「サッカー」、バンコクとメトロマニラは「バレーボール」、インド2都市(デリー、ムンバイ)は「クリケット」が1位となっている。

■興味/関心のあるスポーツイベント、スポーツリーグ
男性のアジア15都市平均では、1位「FIFAクラブワールドカップ」(38.4%)、2位「イングランドプレミアリーグ」(34.0%)、3位「FIFAワールドカップ(2018年ロシア)」(31.9%)、4位「自国のサッカーリーグ」(26.9%)、5位「UEFAチャンピオンズリーグ」(25.4%)で、サッカーイベント・リーグがトップ5を占めており人気の高さがうかがえる。オリンピックは、6位「リオデジャネイロオリンピック」(24.2%)、10位「東京オリンピック」(18.2%)、11位「ピョンチャンオリンピック」(15.2%)。

都市ごとに見てみると、台北とメトロマニラの1位は「NBA(全米バスケットボールリーグ)」、台北とソウルでは「メジャーリーグベースボール」がトップ3に入り、台北は「ワールド・ベースボールクラシック」もトップ3に入っている。また、ASEAN都市では「Southeast Asian Games」がトップ5に入る都市が多く、インド2都市(デリー、ムンバイ)は「クリケット」関連が圧倒的に高い。

一方、女性は男性に比べると全体的にスポーツイベント・リーグに対する興味/関心は低いものの、中国3都市(上海、北京、広州)の女性はオリンピックへの関心が高い。また、男性と好きなスポーツイベント・リーグの傾向が似ている都市が多い。

■スポーツ協賛に対する評価
アジア15都市平均は、「その企業のイメージが良くなる」(77.2%)、「その企業に活発さを感じる」(75.3%)、「その企業に関心が高まる」(74.8%)、「その企業が、地域や社会に貢献していると感じる」(73.7%)、その企業の商品(サービス)が身近に感じる」(66.7%)という順であった。都市ごとに見ても、5つの項目全て5割を超えていることから、スポーツ協賛が企業のイメージ向上に効果的である様子がうかがえる。

■好きな番組のジャンル
男性のアジア15都市平均は、1位「映画」(79.3%)、2位「スポーツ」(64.6%)、3位「ドラマ(64.5%)」で、スポーツ番組の人気は高い。一方、女性は「ドラマ」と「映画」の人気が高く、スポーツ番組は上位には入っていない。