・「外食」も「旅行」もおカネをかけてもいい相手は「配偶者・パートナー」

・「国内旅行」も「海外旅行」も一緒に行きたい相手は「配偶者・パートナー」

・ 旅行で心がけていることは恋愛婚世代らしく「相手の趣味・嗜好に合わせて」が上位に。

博報堂新しい大人文化研究所では、40~60代を“新しい大人世代“と呼び、調査研究を行っています。調査結果を見ると、40~60代の変化は、さらに本格感を増しています。新大人研レポート2012~13年は「絶滅!?する中高年-“新しい大人世代の登場”」、2013~14年は「いま高齢社会は“新しい大人社会”へと大きく変化」でした。2015年はあらためて生活者の変化に注目して『シニアから新大人へ』。自分たちは従来の50・60代とは違うという意識が高まっています。40代も含めて、単なる「若々しさ」だけでなく多方面での新たな兆しが見えて来ました。今回のシリーズでは、消費にも大きな影響を与えるその生活者の意識変化を明らかにして行きます。

今回の調査結果から、新しい大人世代は「配偶者パートナー」との「外食」や「旅行」におカネをかける傾向にあることが分かりました。「夫婦二人消費」に積極的な姿勢がみえてきます。

 新しい大人世代の外食に最もおカネをかけてもいい相手は「子供」(58.2%)とほぼ同率で「配偶者・パートナー」(58.1%)でした。同様に、おカネをかけてでも贅沢な旅行をしたい相手は「配偶者・パートナー」(34.6%)であり、国内旅行も海外旅行も一緒に行きたい相手の1位は「配偶者・パートナー」(国内旅行62.0%、海外旅行57.0%)となっています。配偶者・パートナーとの旅行で心掛けていることでは、現在の60代からは恋愛結婚が主流になった世代らしく、「相手の趣味や嗜好を考えて、それに合った場所に行く」が35.7%と高い数値になっており、若い時の習慣が反映されているようです。

時間のできた60代から「夫婦歩み寄り」が進みつつあり、「旅行」に「外食」に「夫婦二人消費」を牽引していくと思われます。JR九州の「7つ星in九州」をはじめとする全国の観光列車や北陸新幹線の旅行、都心の商業施設のレストランフロアで見られるように、60代からの「夫婦二人消費」が始まっています。これは今後も堅調に広がって行くとみられます。

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