●2月の消費意欲指数は、年末年始の出費による反動で調査開始(2012年5月)以来、過去最低値を記録

株式会社博報堂(本社・東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に
「来月の消費
意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表いたします。

2月の消費意欲指数は43.3点で、前月比は-7.6ポイントです。前年同月と比べても-1.1ポイントと減少してお
り、調査を
開始した2012年5月以来、過去最低値となっています。

※2016年1月まで発行していた「生活インデックスレポート(消費動向編)」は、本レポートより「来月の消費予報」にリニューアルしました。
「生活インデックスレポート(消費動向編)」は、毎月初旬に当月の消費意欲指数を発表していましたが、
「来月の消費予報」は、毎月下旬に翌月の消費意欲指数を発表いたします。

 

2月のポイント

Point 1: 年末年始に出費をした反動で、2月の消費は冷え込む気配

2月の消費意欲指数は、調査を開始した2012年5月以来、過去最低値を記録。消費意欲指数の理由(自由回答)
見ると、「年末年始に多く出費したので節約する」という人が前年同月より増えています(15年2月180件→16年2月205件)。
また、「セールの時期でないので買わない」という声も増加(15年2月16件→16年2月29件)。生活者の節約意識が強ま
る中、2月は”長期休暇“や”セール“など出費をする具体的なきっかけがないので、消費が冷え込む可能性があります。

Point 2: 経済力の低迷に関する声は減少。大幅な低下は一時的と思われる

消費意欲指数は過去最低ですが、消費意欲が上がらない理由として「お金がない」や「収入が少ない」など経済
力の低迷を挙げる人は前年同月より減少しています(15年2月150件→16年2月121件)。
一方、「仕事が忙しくて買物の機会がない」と答える人は増加(15年2月25件→16年2月44件)しており、
経済的な理由で消費意欲が大幅に落ち込んでいるわけではなさそうです。そのため、2月の消費意欲
の大幅低下は一時的なことではないかと思われます。

 

■ 質問項目(質問文)

[消費意欲指数]

消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、
あなたの来月(2月)の消費意欲は何点くらいですか。〔自由回答)また、あなたがその点数をつけた理由をお答えください。(自由回答)

[特に買いたいモノ・利用したいサービス]

あなたが来月(2月)、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか。〔単一回答:ある/ない)
特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか。(複数回答)

 

※性別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、カテゴリーごとの割合、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

  博報堂生活総研[来月の消費予報・2月](消費意欲指数)