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博報堂、中高生向け「ソーシャルデザイン実践講座」第一弾を大妻中野中学校・高等学校にて開講

2015.06.01
#ソーシャルデザイン

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)のソーシャルデザイン専門組織hakuhodo i+dは中高生向けに開発した、デザインやアートの力で地域課題を解決するための「ソーシャルデザイン実践講座」の第一弾を、大妻中野中学校・高等学校にて開講いたします。
「ソーシャルデザイン実践講座」は、「デザイン思考」「地域課題解決」「共創」「フィールドワーク」にフォーカスした実践的ワークショップです。hakuhodo i+dがこれまで生活者の諸課題の解決に取り組んできた経験や地域の活性化支援のノウハウの蓄積をもとに、地域課題解決のために必要な企画を立案、実践できる人材を育成することを目標としています。フィールドワークを通じて、地域の資源、解決の糸口を発見し、デザイン思考でアイデアを発想、その地域の未来シナリオを描くという一連の作業を行います。
その第一弾として、大妻中野中学校・高等学校で2015年春より1年間実施する「グローバルリーダーズ コース」のプレスクール・プログラム(注)において、「ソーシャルデザイン実践講座」を開講いたします。

大妻中野中学校・高等学校校長 宮澤雅子氏のコメント-
「地域のフィールドワークやデザイン思考に基づく地域課題解決のプログラムづくりを模索していた時に書籍『ソーシャルデザイン実践ガイド』(英治出版:hakuhodo i+d筧 裕介著)と巡り合い、この講座を始めるきっかけとなりました」

hakuhodo i+dは、今後も地域の活性化支援を目指し活動してまいります。

(注)文部科学省が認定するスーパーグローバルハイスクールアソシエイト校に選抜された大妻中野中学校・高等学校では、グローバル社会でリーダシップを発揮できる女性育成のための「グローバルリーダーズ コース」を2016年春に開講予定。そのプレスクールという位置づけで、2015年春より1年間実施するプログラム。

【講座の概要】
テーマ: 廃線の危機にあるローカル鉄道をデザインの力で救うプログラム(全4回、各回4時間程度)

 第1回 ソーシャルデザインを学ぶ (2015年6月1日)
地域課題解決のための全国のデザイン事例を通じてソーシャルデザインの考え方と次回実施のフィールドワーク(文化人類学的手法による地域リサーチ)の基礎を学びます。

 第2回 フィールドワーク(2015年6月27日)
ローカル鉄道沿線での地域内を歩き、鉄道・人・風景・町を観察し、地域に眠る資源を開拓し、課題解決の糸口を探る調査。エスノグラフィーと呼ばれる文化人類学的手法を用います。

 第3回 デザイン思考による課題解決アイデア発想 (2015年7月11日)
フィールドワークを通じて発見した地域の資源、解決の糸口をベースに、デザイン思考とよばれる思考プロセスに基づき、廃線の危機にあるローカル鉄道の乗降客、観光客を増やし、地域活性化につながるアイデアを発想し、その地域の未来シナリオを描きます。

 第4回 プレゼンテーション (時期未定)
フィールドワークおよびアイデア発想の成果を発表いたします。

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