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博報堂他、超人口減少社会の地域を救う地域創生の企画立案と人材育成を行う「地域創生スクール」を2015年夏に開校

2015.01.29
#ソーシャルデザイン#地域

株式会社博報堂
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

株式会社博報堂のソーシャルデザイン専門組織 hakuhodo i+dがissue+design、グラムコ株式会社、NPO法人ミラツク他と共同開催している「地域みらい大学」*は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属ソーシャルデザインセンター*(センター長 前野隆司教授、以下、慶應義塾大学SDM)と共同で、急激な人口減少が進む地方圏を活性化するための人材育成と地域創生プランをつくるための特別デザインスクール「地域創生スクール」を2015年夏に開校いたします。

昨年、「地方消滅」「地域消滅」という言葉が大きなインパクトを与えましたが、人口の大都市圏への流出、地域産業の衰退、超高齢化の進展で、日本の地方圏を取り巻く環境は厳しさを増しています。

hakuhodo i+dでは、地域の課題解決人材を育成するソーシャルデザインスクール「地域みらい大学」の運営他を通じて、地域の産業育成、地域ブランドづくり、特産品開発などのノウハウを蓄積して参りました。そのノウハウと慶應義塾大学SDMのデザイン思考、システム思考によるソーシャルイノベーションの研究・教育に関する経験値との掛け合わせ、およびコミュニティづくり、地域観光、ITなどの地域振興に関わる様々な領域の有識者とのコラボレーションにより、地域創生のために必要な企画を立案し、人材を育み、ともに実践するためのデザインスクールです。

 今後も、博報堂と慶應義塾大学SDMは、地域の活性化支援を目指し、活動してまいります。

「地域創生スクール」プログラム(予定):講義60分×7コマ+ワークショップ、プレゼンテーション

 下記それぞれの領域の専門家からの講義とワークショップを行い、各自治体の企画立案に繋げます。

  1. 人口減少とソーシャルデザイン
  2. 地域幸福とデザイン&システム思考
  3. 地域につながりを生むコミュニティデザイン
  4. 地域資源を活用した観光デザイン
  5. 地域ブランドとデザイン
  6. メイカーズムーブメントと地域経済
  7. ITと地域デザイン

* 地域みらい大学
株式会社博報堂がissue+design、グラムコ株式会社、NPO法人ミラツク他との共同で、ソーシャルデザインの手法を使って地域の課題解決人材を育成し、プロジェクトを実践するデザインスクール。2014年度は氷見市(富山)、佐川町(高知)、神戸市(兵庫)、日高町(北海道)、銚子市(千葉)にて開催。
http://socialdesignschool.jp/

* 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属SDM研究科 ソーシャルデザインセンター(SDC)
地域課題解決・地域活性化などの学術研究と実践を実施中。また、小布施町に分室(略称:小布施町・慶應SDMソーシャルデザインセンター)を設けて実践的研究を実施。具体的には、地域活性化のための手法の体系化研究や事例研究、未来教育会議やissue+designとの連携を実施。

※詳細はPDFをご確認ください。

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