●生活者の消費動向を、[消費意欲][デフレ生活]の2種類から分析
●1月は [消費意欲指数= 49.0点][デフレ生活指数= 62.7点]


生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。今回の生活インデックスレポートでは、【1月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

1月の消費意欲指数は49.0点、前月比-7.7ポイントと大きく低下しました。前年同月比も-1.8ポイントで、前年割れとなりました。

デフレ生活指数は62.7点。前月比は-3.0ポイントと低下しましたが、前年同月比は-0.5ポイントで、ほぼ同水準でした。

Point1
季節要因と増税、そこに物価上昇が加わって消費意欲は大幅低下

1月の消費意欲指数は49.0点で、前月比-7.7ポイントと大きく低下しました。前月は調査開始以来の最高値を記録しましたが、今月は大幅に低下して、50点を切りました。
消費意欲指数の理由を見ると、「12月までに多く使った反動で、1月はセーブする、節約する」人が前年よりもやや増えています(14年:118件→15年:140件)。前月急激に消費意欲が高まった分、反動も大きいようです。特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人も、前月の40.6%から25.9%と大きく減少しており、具体的な内容を見ても、ほとんどのモノ・サービスが前月比、前年同月比をともに下回っています。
消費意欲低下の背景には、季節要因以外に昨年からの消費税増税も影を落としていますが、ここに来て、さらに物価上昇をあげる人も増えており、円安が日常生活に影響を及ぼす状況が生まれています。

Point2
「買いたくてもお金がない」人が50代、60代を中心に増加

デフレ生活指数は62.7点で、前月比-3.0ポイントと低下しましたが、前年比では大きな変化はありません。
デフレ生活指数の理由で特徴的だったのは、「買いたくても、お金がなくて買えない」が前年よりも増えていることです(14年:5件→15年:40件)。安く買いたいかどうかの以前に、そもそも使えるお金がないという深刻な声が、50代、60代を中心に挙がっています。

■時系列グラフ

質問文
Q. 消費意欲が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(1月)の消費意欲は何点くらいですか?
Q. デフレ生活志向が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(1月)のデフレ生活志向は何点くらいですか?

※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

博報堂生活総研「生活インデックスレポート」消費動向編・1月