2014年10月8日

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)と、循環器分野で日本最高峰の医療・医学研究機関である独立行政法人国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:橋本信夫)は、生活者が自発的に健康的な生活習慣を実践していける「健康行動デザイン」の共同研究を開始いたしました。

具体的には、まずは技術革新が著しいセンサー技術を活用して人体の各種健康関連数値を収集・分析し、生活者が自分自身の変化を、日常生活の中で簡便かつ頻繁に“見える化”できるようなサービス開発に取り組みます。その先の事業として、例えば将来的な疾患リスク予測、発症危険アラートなどを生活者個々へ発信していくことなどを想定しています。

●健康行動デザイン

病気を予防するうえで単なる啓発や正しい情報を伝えるだけでなく、その先の行動をデザインし、
生活者が無理なく継続して、健康生活習慣を実践したくなるような仕組みづくりを行っていくものです。

■生活習慣改善が必須な循環器病予防を、自発的に促すための仕組みを創造

心臓病や脳卒中、高血圧に代表される循環器病疾患は、食事や生活環境などの生活習慣の改善によって、リスクを低減するとともに、国の大きな課題である医療費抑制にもつながります。(循環器病疾患は、現在日本人の死因のおよそ4分の1を占め、国民医療費に占める割合も約20%と高くなっています。)

循環器分野において日本最先端の医療・医学研究機関である国立循環器病研究センターは、生活者一人ひとりが無理なく行動できる、新しい生活習慣の創造を課題としていました。一方で博報堂は、広告ビジネスを通じて蓄積した膨大な生活者情報や生活者とのコミュニケーションに関する豊富なナレッジを有しています。そこで今回の共同研究では、博報堂は生活者自らが実践したくなるような健康行動やプラットフォームを作って発信し、その行動に関するエビデンスを国立循環器病研究センターが担う、という枠組みとしました。

その枠組みの中で、医療機器メーカー、スーパー・コンビニエンスストア、食品メーカー、スポーツ関連、IT情報サービスなど様々な企業の事業参画を促し、社会運動を推進していきます。さらに、「健康行動デザイン」に関する新たなビジネスチャンスを生み出すことに繋げていきたいと考えています。

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