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博報堂、急増するアジアの富裕層をターゲットとするPRエージェンシー 「Grebstad Hicks Communications Ltd.」の株式60%を取得

2014.09.24
#PR#アジア

2014年9月24日

株式会社博報堂は、香港に本社を置くPRエージェンシー、「Grebstad Hicks Communications Ltd.」(以下、GHC)の株式を60%取得しましたのでお知らせいたします。

GHCは、富裕層向けビジネスの経験が豊富で、同層向けメディアにも強固なネットワークを持つ2名の創業者、Lynn GrebstadとPaul Hicksによって1997年に香港で設立されました。主要クライアントはホテル、リゾート、ラグジュアリーブランド、高級レストラン、各国の政府観光局等であり、富裕層をターゲットとした製品・サービスの広報を専門に行うユニークなPRエージェンシーです。創業以来、2006年に上海・シンガポール、2009年に北京、2010年にバンコクにオフィスを開設し、アジアの富裕層人口の拡大に合わせて成長してきました。

博報堂グループは、14年度~18年度中期経営計画で掲げた「統合マーケティング・マネジメント力で得意先の事業価値を向上する、世界一級のマーケティング・カンパニー」を実現するために、アジアを中心とした新興国でのマーケティングサービス体制の強化を進めています。

今回、GHCが博報堂グループの一員になることにより、急増するアジアの富裕層をターゲットとするクライアントへのサービス提供体制がより強固なものとなりました。

 創業者の一人であるLynnは「博報堂グループの一員となることができ嬉しく思っています。海外の日本食レストランのPRを行った経験があり日本の文化に親しみを持っていますので、”Cool Japan”や”Visit Japan”を世界へ発信し理解を深めてもらうプロジェクトに大変興味があります」と語っています。

また、もう一人の創業者、Paulは「日本の製品やサービスの多くが、アジアの生活者にとっては質・価格面でプレミアムな価値を持っています。ですから、日系クライアントのアジア市場進出・拡大のサポートには大きなビジネスチャンスがあると考えます」と付け加えました。

 今後も、博報堂グループは、これまで培ってきたマーケティングナレッジを各国のローカル企業、グローバル企業にも提供するため、アジアにおけるマーケティングサービスのネットワーク拡大を図ってまいります。

GHCの概要】

社名:              Grebstad Hicks Communications Ltd.
本社所在地:     香港
設立:              1997年
共同経営者:      Lynn Grebstad
Paul Hicks

取締役(非常勤): 平塚泰俊(博報堂 海外マーケティングサービス統括局長)
永井健(博報堂 海外マーケティングサービス統括局グループマネジャー)
青木生(博報堂 PR戦略局シニアPRディレクター)

従業員数:        75名(2014年9月1日現在)

事業内容:        富裕層をターゲットとした製品・サービスの広報を専門に行うPRエージェンシー。
富裕層向けメディアやコミュニティと強固なリレーションを持ち、そのネットワークを通じて
ビジネスを拡大している。富裕層向け商材の展示会のプロデュースも行う。

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