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起業家やクリエイティブ人材が地域と交流する 「創造都市のためのサービスデザインプロジェクト」を 港区芝浦エリアでスタート

2014.09.04

2014年9月4日
慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所
株式会社博報堂
株式会社TBWA\HAKUHODO

 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所(東京都港区)と株式会社博報堂(東京都港区)と株式会社TBWA\HAKUHODO(東京都港区)は、起業家やクリエイティブ人材が行政、企業、団体、個人など地域の多様なプレイヤーと共創しながら新しいモノ・サービスを生みだす研究プロジェクト「創造都市のためのサービスデザインプロジェクト」を港区芝浦エリアでスタートさせました。

当プロジェクトは芝浦エリアにゆかりのあるステークホルダーが集い、「イノベーションが生まれるプラットフォーム」として新たなコミュニティを築いていく取り組みです。

芝浦エリアは優れた技術・アイデアを持つ中小企業が多く存在し、また、オフィス活用の自由度の高い倉庫群が多く集まる地理的条件にも恵まれ、スタートアップ企業やオープン・イノベーションプラットフォームの一大拠点として発展する可能性を秘めています。TBWA\HAKUHODOが2014年4月に開業した”オープン・イノベーションと共創を実践する場”である「TBWA\HAKUHODO\QUANTUM」(港区芝浦)を活動拠点として、人・知識・技術のあらゆるリソースが交流しながら地域の魅力的なコンテンツを組み合わせることで、地域に開かれたプロジェクトを展開し、地域のイノベーションの機運を高めていきます。

「創造都市のためのサービスデザインプロジェクト」推進体制

○    慶應義塾大学経済学部 武山政直研究室 

(研究統括:武山政直 経済学部教授・グローバルセキュリティ研究所上席研究員)
都市生活者の日々の暮らしを豊かにする新たなサービスのデザインやイノベーションの研究に取り組んでいます。
http://keglab.jp/

○    博報堂イノベーションラボ

企業や社会のイノベーションを支援するための、研究とコンサルティングを両立させたシンクタンクです。未来洞察やエスノグラフィなど、想定外の変化や生活文脈からアイデアを生み出す方法論を用いて、新たな機会領域やシナリオを開発します。当プロジェクトでは、未来洞察による地域の未来シナリオづくりなどを行う予定です。
http://innovation-lab.jp/

○    TBWA\HAKUHODO\Quantum (※)

生活者発想で構想し、自らが主体となって新しい商品やサービス、事業、メディアを作りだす組織です。「スタートアップベンチャーの革新的な技術やアイデア」と「大企業のパワー」を合わせ、新事業を生み出すコーポレートベンチャリング・アクセラレーター運営サービス「\Quantum Accelerator」を提供しています。
http://www.tbwa-hakuhodo-quantum.jp/

(※) TBWA\HAKUHODOがイノベーションの創出を担う「TBWA\HAKUHODO\QUANTUM」を設立(2014年6月6日ニュースリリース)http://news.tbwahakuhodo.co.jp/archives/2014/06/06130000.html

プロジェクト概要

1.サービスデザイン手法による芝浦エリアのリサーチとインサイト発見
慶應義塾大学の学生が主体となり、サービスデザインのリサーチ手法で人、場所、メディア、活動に焦点を当てた芝浦エリアのフィールドワークを行い、未来構想につながるインサイトを抽出します。

2.博報堂イノベーションラボの未来洞察手法を使った芝浦エリアの未来シナリオ立案
博報堂イノベーションラボが生活者の視点から「新しい生活機会、新しいビジネス機会」を創造するために開発した「未来洞察」手法を用いて、芝浦エリアの未来シナリオを立案します。

3.TBWA\HAKUHODOのDisruption手法を使ったアイデア導出
TBWA Worldwideは、「Disruption(破壊的創造)」というコンセプトをすべての活動の核に据え、変革者としてこれまでと異なる思想や手法によるイノベーションの創出を目指してまいりました。この「Disruption」の考え方に則り、未来シナリオを踏まえたアイデア開発を行います。

4.プロトタイプ制作
アイデアの実現可能性を検証するために、サービスデザインやイベント実施を通じたプロトタイプの制作を予定しています。プロトタイプ制作は行政、企業、団体、個人など地域の多様なプレイヤーとの共創プロセスを通じて実施します。

例)芝浦エリアに点在する倉庫群活用のサービスデザイン
エリア回遊型未来サービス体験イベントの実施
エリアイノベーションを促進するモビリティサービスのデザイン 等

当リリースの詳細はこちらをご確認ください(PDF)

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