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博報堂生活総研[生活インデックスレポート・消費動向編・6月](消費意欲指数・デフレ生活指数)

2014.06.02
#消費#生活総研

●生活者の消費動向を、[消費意欲][デフレ生活]の2種類から分析
●6月は [消費意欲指数= 47.2点][デフレ生活指数= 61.0点]

2014年6月2日

 生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。今回の生活インデックスレポートでは、【6月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

■サマリー
6月の消費意欲指数は47.2点、前月比は+2.9ポイントとやや上昇し、前年同月比は-1.2ポイントとなっています。デフレ生活指数は61.0点。前月比は-2.3ポイントでやや低下。前年同月比は-0.1ポイントで前年と同水準でした。

■2つのポイント

① 増税の影響が薄まり、消費意欲はやや上向きに
6月の消費意欲指数は前月から+2.9ポイントとやや上昇し、前年同月比も前月の-4.1ポイントから、6月は-1.2ポイントにまで差が縮まりました。意欲が低い理由として消費税増税をあげる人の割合は、前月の25%から6月は10%と大幅に減少しています。増税のショックから抜けだし、通常の消費意欲水準に戻りつつあるようです。

② ボーナスへの期待を背景に、モノ消費への意欲も好転
「特に買いたいモノ・利用したいサービス」がある人は22.5%で、前月から+5.0ポイントの上昇となりました。前月はゴールデンウィークなどでの旅行が堅調でしたが、6月も外食、美容院が前年同月並になるなど、 コト消費の底堅さがうかがえます。さらに6月は、前年並みとまではいかなくても、衣類、靴などが前月より倍以上に増加。パソコンは前年並みになるなど、モノ消費への意欲も回復してきたようです。こうした背景には、ボーナスへの期待があるものと考えられます。

■時系列グラフ

 ■質問文
Q. 消費意欲が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(6月)の消費意欲は何点くらいですか?
Q. デフレ生活志向が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(6月)のデフレ生活志向は何点くらいですか?

※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

博報堂生活総研「生活インデックスレポート」消費動向編 6月

 

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