●生活者の消費動向を、[消費意欲][デフレ生活]の2種類から分析
●5月は [消費意欲指数=44.3点][デフレ生活指数=63.3点]

2014年5月7日

 生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。今回の生活インデックスレポートでは、【5月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

 2014年5月は [ 消費意欲指数 44.3点 ] [ デフレ生活指数  63.3点 ]

 

■サマリー
5月の消費意欲指数は44.3点で、前月比+0.6ポイントの横ばい、前年同月比も-4.1ポイントとなっています。デフレ生活指数は63.3点。前月比は+0.5ポイントで横ばい。前年同月比は+2.5ポイントでした。

■3つのポイント

① 消費意欲は4月から横ばい。増税による買い控えの影響が継続
5月の消費意欲指数は44.3点と、消費税増税による買い控えが目立った先月(43.7点)とほぼ同水準、前年同月と比べても-4.1ポイントの低水準でした。意欲が低い理由として、4人に1人が消費税増税による買い控えを挙げています。同様の理由を3人に1人が挙げていた4月に比べるとやや落ちついたものの、例年であれば多く挙がってくる夏服など衣類の需要も低調となっています。

② ゴールデンウィークのコト消費は消費税増税の影響受けず
具体的な欲しいモノ・サービスを見ると、家電や衣類などを挙げる人は前年同月と比べて減少しています(4月と同じ傾向)。その一方で、ゴールデンウィークなどでの旅行を挙げる人は前年同月と同程度となっています。来月以降に回すことのできるモノの購入と異なり、時期が決まっているゴールデンウィークのコト消費は買い控えの対象になっていないようです。増税の影響が続いているとはいえ、気持ちが冷え込んでしまっているわけではないことがうかがえます。

③ 新年度の出費増と重なることが女性の意欲回復の足枷に
消費意欲指数は全体としては横ばいですが、男女別に見ると差が表れています。男性は前月比+1.8ポイントと上昇したのに対し、女性は-0.7ポイントと調査開始以来の最低値をわずかながらも更新しました。消費意欲の点数の理由を見ると、女性からは「固定資産税、自動車税など出費が多い月なので」や「子供の学費など新年度の出費が多かった」などの意見が多く、消費税だけでない時期的な出費増が影響しているようです。ただ、「4月の買い控えの反動がありそう」は、女性特有の意見として挙がっており、今後は女性からの盛り返しが大きいことも予想されます。

 

■時系列グラフ

 ■質問文
Q. 消費意欲が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(5月)の消費意欲は何点くらいですか?
Q. デフレ生活志向が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(5月)のデフレ生活志向は何点くらいですか?

 ※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

 

博報堂生活総研「生活インデックスレポート」消費動向編 5月