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博報堂グループ、アジアにおけるマーケティングリサーチグループ 「Cimigo Holdings Ltd.」の株式51%を取得

2014.03.18

2014年3月18日

 株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)と博報堂グループの調査会社の株式会社東京サーベイ・リサーチ(東京都中央区、代表取締役社長:佐香 孝)は、共同でアジアにおけるマーケティングリサーチグループ「Cimigo Holdings Ltd.」(以下、Cimigo Holdings)の株式を51%取得しましたので、お知らせいたします。

 博報堂DYグループは、次期2014年度の中期経営計画で掲げた「世界一級のマーケティングサービス企業集団」を実現する為に、アジアを中心とした新興国での体制強化を基本戦略の一つとしています。

今回のCimigo Holdingsへの資本参加は、本経営計画の具体施策の一環であり、今後更にアジア地域でのビジネスを拡大していきます。

 Cimigo Holdingsは、香港にある持株会社で、傘下に、クライアントの調査企画・提案から調査結果に基づくコンサルティングまでを行うCimigoと、調査の実施業務を行うCidoの2つの事業を持つマーケティングリサーチグループです。香港、ベトナム、マカオ、中国(上海)、インドネシア、インドに事業所を展開し、多くのグローバル企業、ローカル企業と継続的な取引を行っています。Cimigoのコンサルタントは、クライアントの意思決定プロセスに対して、ユニークで新鮮な視点を提供することに秀でています。

 Cimigo Holdingsの2名の共同経営者クリス・ファークァー氏(Chris Farquhar)とリチャード・バレジ氏(Richard Burrage)は、博報堂グループのフィロソフィーである「生活者発想」について、「まさにCimigoがクライアントのために追究していることであり、双方の親和性は非常に高い」と語っています。また、博報堂グループに参加することで、「双方のブランドとサービスを高めることが可能となる」とも語っています。

 今後、博報堂グループとCimigo Holdingsは、双方のナレッジ・ノウハウの共有などの面で相互協力を行い、より質の高いサービスを提供してまいります。これにより、博報堂グループは、アジア地域でのマーケティングサービスのラインナップを強化し、アジアに進出する日本企業及び、アジア各国に事業展開するグローバル企業、ローカル企業のビジネス・マーケティング活動の支援をより強固なものとし、ひいては地域の生活者の生活がより豊かなものとなることを支援してまいります。

 尚、本件に伴うCimigo Holdingsの社名および代表者、事業内容の変更はございません。

【 Cimigo Holdingsの概要】

社   名 :Cimigo Holdings Ltd.
本社所在地 :香港
設   立 :2003年
共同経営者 :Chris Farquhar
Richard Burrage
従 業 員 数 :209名(連結、2014年1月現在)
事 業 内 容 :200名以上の専門リサーチャーとコンサルタントを擁し、調査企画・調査実施から調査結果に基づくコンサルティングまでをアジア横断で事業展開するマーケティングリサーチグループ

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