●生活者の消費動向を、[消費意欲][デフレ生活]の2種類から分析
●2月は [消費意欲指数=48.7点][デフレ生活指数=60.6点]

2014年2月3日

生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。今回の生活インデックスレポートでは、【2月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

 2014年2月は [ 消費意欲指数 48.7点 ] [ デフレ生活指数  60.6点 ]

 

 

 ■ サマリー
2月の消費意欲指数は48.7点で、前月比-2.2ポイントの低下となりました。一方、前年同月比では+3.4ポイントと上回り、昨年と比べると小さな下げ幅に留まっています。デフレ生活指数は60.6点で、前月比-2.7ポイント。前年同月と同水準となりました。

 

■2つのポイント

(1)  2月は消費意欲が落ち込む月。今年は消費税増税前の消費意欲が底支え

 2月は年末年始など季節的な出費が一段落し、セールも落ちつく時期です。そのため、昨年の消費意欲指数は1月から2月にかけて-10.2ポイントと大幅に低下、年間最低値を記録しました。それが今年、-2.2ポイントと小幅な低下に留まったのはなぜでしょうか。

 ①消費意欲の低下が1月と2月に分散された
 昨年の1月は、12月から-0.2ポイントとほぼ横ばいでした。一方、今年の1月は、前月比-4.7ポイントと、1月の時点で大きく低下したため、1月から2月の低下が、昨年と比べて小さくなったと考えられます。

 ②消費税増税を控えた消費意欲が進行
 消費意欲指数の理由として、「増税前に買いたい」という声は昨年末から出ていますが、2月はそのような意見が大幅に増えました(12月20件→1月41件→2月110件)。「増税前に買わないと損をするのでは」という心理からか、「今、特に欲しいものではないが、買うべきものを見つけて購入する」という意見も多くみられます。
 具体的に買いたいモノを見ても、家電、PC、スマホなどの高額品だけでなく、保存のきく食品や洗剤・シャンプーなど、日常品にも拡がっているのが今月の特徴です。こういった駈け込み意識が、消費意欲が落ち込みやすい2月の底支えにつながっているようです。

(2) 高額なモノ消費関連が盛り上がる一方、コト消費関連は控えめ

  前述のように具体的に買いたいモノ・サービスでは、冷蔵庫や洗濯機など白物家電や、テレビ、PCといった高額品をあげる声は前年同月比だけでなく、1月と比べても増加しています。増税前に値の張る耐久消費財を購入しよういう動きは、昨年末から継続しているものです。 その一方で、旅行などコト消費関連は1月、前年同月どちらと比べても低下しています。増税前の駈け込み需要は、コト消費にはあまり振り分けられず、比較的定価がはっきりしており、とりあえず買っておく、買い溜めておくことのできるモノ消費に集中しているようです。

 

■時系列グラフ<全体>

■質問文
Q. 消費意欲が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(2月)の消費意欲は何点くらいですか?
Q. デフレ生活志向が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(2月)のデフレ生活志向は何点くらいですか?

 ※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。

博報堂生活総研「生活インデックスレポート」消費動向編 2月