団塊含む60代男性は、63.4%が運転をつづけたい。

利用目的1位は、奥さんと二人でドライブ。

 いま40-60代生活者が「日本の高齢社会を大きく転換」しようとしています。会社は退職しても社会はリタイアしない人たちが増えています。「博報堂 新しい大人文化研究所」は、これらの世代を総称して“新しい大人世代”と名付け、調査研究を行っています。昨年(2012年度)は『絶滅!?する中高年-“新しい大人世代の登場”』と題して連続レポートを発表してきました。このたび新たに全国40-60代男女に対する調査を実施し、分析を行った結果、高齢社会が“新しい大人社会”へと転換する「兆し」が見えてきました。新しい大人世代、とりわけ、リタイアした60代の団塊世代が、今ようやく動き出し、日本の高齢社会そのものが、生活者の力で大きく転換しようとしています。調査結果から読み取れる変化の兆しを、生活のさまざまな角度からご報告します。

その⑤は、「クルマ」です。

 従来、高齢者といえば「運転を控える」というのが、一般的なイメージでした。今回の調査から、奥さんと二人で旅行やレジャーをしたい「ドライブ・エルダー」へと変化してきていることがわかりました。特に、リタイアした60代団塊世代男性にその傾向が最も強く表れています。若いときに”二人でドライブデート”をして「クルマ文化」をつくり、その後も発展を支えてきた世代だからだといえるでしょう。

 新しい大人世代は、自分たちの生活をより豊かで充実したものにするために、積極的に自分にあった車種・機能を選択し、快適なカーライフを望む「ドライブを楽しむ新しい大人」へと変化しています。今年の「東京モーターショー2013」でも、メーカー各社から多様性に富んだ車種が続々と発表され話題となりましたが、最新技術による安全性能を備えたさまざまな車種の登場により、加齢に伴う運動能力・判断力の低下といった不安が解消され、今後ますます運転意欲の向上へと繋がっていくと思われます。この変化は、まさに高齢社会そのものが変わる兆です。40-60代が概ね、その傾向にあるため、これが一過性のものでなく、今後、少なくとも20年は続き、高齢社会全体を大きく変えて行くと見られます。

 

ニュースリリース詳細

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