親子は、「時間、お金、意識」の重心をより「子供」に置く関係へ
夫婦は、フラット化し、お互いの役割がクロスオーバーした関係へ
親族とは、「親」「兄弟・姉妹」まで家族とみなし助けを得る「拡家族」関係へ

 博報堂生活総合研究所は日本の家族の現状とその行く末を見極めることを目的に、1988年より、98年、2008年と家族に関するアンケートを同一質問内容で実施し、日本の家族の意識変化について研究を重ねてまいりました。このたび2013年の調査・分析結果がまとまりましたので、ご報告いたします。

■ 新たな家族像「子供信託家族」

調査の結果、今の家族は「時間、お金、意識」の重心をより「子供」に置く傾向が強まっていることが判りました。生活総合研究所はこの現象を新しい家族像として「子供信託家族」と新たに名付けました。

調査開始以来、これまで日本の家族は「個性化」の大きな流れの中にいました。この傾向が最高潮にあった2008年には、家族それぞれの個性を大事にし、自由な時間を過ごす一方で、あえて家族らしい行動を自覚的に取る「保温家族」という現象が見られました。しかし、未曾有の災害やリーマンショック後の長引く不況などの大きな社会変化を経験した日本の家族は、不安な日常の中で家族・子供の大切さを再認識し、不透明な未来へ子供を送り出すために、家族リソース配分の重心を子供に向けようとしているようです。

 

→レポートの全文は生活総研ONLINEより

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