■育児・家事に関心が集中。8割以上がストレスを感じ、日常から解放されたい気持ちを抱えながらも「ほめて伸ばす派」 の東京ママ
■4人に1人が親と同居。8割以上がストレスをあまり感じず、自分の時間を楽しみつつも「早期教育・学歴重視」の上海ママ
2011年11月16日
博報堂BaBUプロジェクトではこの度、日本と中国の0~12歳の子供を持つ母親の比較分析を行いました。日本では受験シーズンを迎えています。“子供の教育”に対する関心が高まるこの時期、日・中ママの意識の違いを東京ママと上海ママの比較から紹介します。
<出典・分析対象者>
東京:生活定点調査(2010年調査:偶数年に実施)
2010年5月11日~31日:訪問留置調査
首都圏に在住の末子年齢が12歳以下の既婚女性 N=395
上海:Global HABIT(2010年調査:東京と同時期のデータを使用)
2010年5月~7月:訪問面接調査
上海に在住の0~12歳の同居する子供がいる既婚女性 N=124
<日中ママ比較・5つのポイント>
東京ママの特徴 | 上海ママの特徴 | |
① 背景 | 専業主婦が「過半数」 親世代と同居が「10%未満」 | ワーキングマザーが「8割以上」 「4人に1人」が親と同居 |
② 教育・しつけ | 人はほめて伸ばす「91.1%」(上海45.2%) 勉強以外の習い事をさせた方が良い「79.2%」(上海21.8%) 子供のしつけは親の責任「93.9%」 (上海42.7%) | 人は叱ってのばす「54.8%」(東京8.9%) 幼児期からの早期教育が必要「48.4%」(東京26.6%) 学歴は高いほど良いと思う「43.5%」 (東京 24.6%) |
③ 関心ごと | 1位:育児・子育て「81.0%」 2位:食べ物・料理「73.7%」 | 1位:地域の出来事「66.1%」 2位:健康・医療「44.4%」 |
④ 趣味・遊び | 1位:予定を立てない旅をしてみたい「39.5%」 | 1位:盛り場で遊ぶことが好きな方だ「29.8%」 |
⑤ 意識・気分 | ストレスをしばしば・たまに感じるが「8割以上」 | ストレスをあまり・ほとんど感じないが「8割以上」 |