●生活者の感情変化を、[ときめき度][にごり度]の2指数から分析

●2013年春の[ときめき度 46.0点][にごり度 48.7点→]

2013年4月18日

博報堂生活総研は、生活者の意識変化を数値で読み解くために、オリジナルの7指数を開発し、2013年4月より調査結果を「生活インデックスレポート」として発表しています。
今回は、2013年春の「生活インデックスレポート・生活感情編」の内容をご報告いたします。

■サマリー

2013年春の「ときめき度」は46.0点と、昨年冬から2点の減少となりました。
冬季はクリスマスや年末年始など様々なイベントがあり、多くの生活者にときめきのチャンスがあった一方で、春のときめき要因は「新学期」「新生活」など一部の生活者に限定されるため、全体として数値が下がったと考えられます。

■3つのポイント

①「ときめき度」は46.0点と冬から減少。「にごり度」は48.7点と横ばい。
今年春の「ときめき度」は46.0点と、昨年冬(2012年12月)から3.2点減少しました。一方、「にごり度」は48.7点と、昨年の冬(48.8点)と比較して差は0.1点とほぼ横ばいでした。冬は「クリスマス」や「年末年始」、「セールや初売り」といった多種多様なイベントがあり、多くの生活者にとってときめくチャンスが多数ある一方、春でときめく材料は、「新学期」や「新年度」といった人生の転機に関するものが目立ちます。人生の転機を迎える人はある程度限られているため、一部の生活者にとってときめきを感じる要因となっているものの、冬の季節のように多くの生活者のときめき度をあげるほどには至らなかったことが、春の「ときめき度」減少の背景として考えられます。

②「ときめき度」は女高男低、「にごり度」は男女同水準。
生活感情を男女別に見てみると、「ときめき度」は男性が42.1点、女性が50.0点と、女性の方が圧倒的に高く、その差は約8点にもなります。一方、「にごり度」は男性が49.1点、女性が48.2点と、男性がやや高いものの、その差は約1点とほぼ同水準でした。女性の「ときめき度」の理由を見ると「子供の成長」や「日々の変化」などにときめきを感じている声が目立ちます。男性よりも女性の方が日常生活の些細なことでもドキドキしたりワクワクしたりすることに敏感と言えるかもしれません。③男性の「ときめき度」は20代が牽引。

③男性の「ときめき度」は20代が牽引。
男性の「ときめき度」は女性よりも低く、30代から60代は40点前後で全体平均(46.0点)を大きく下回っています。男性60代は前回から5.7点減少し41.2点となりました。ただし、20代は男性の中で唯一47.9点と、全体平均を上回っています。理由を見てみると、職場や趣味など新しく始めることや新生活へのチャレンジ、人との出会いなどがあげられています。若年層にとって春は人生の節目になりやすく、気分が盛り上がる季節と言えそうです。

■質問文
ときめき度 
Q)誰かや何かにドキドキしたり、ワクワクしたりする気持ちが最高に高まった状態を100点とすると、あなたのこの1カ月のときめきの度合いは何点ぐらいでしたか。その理由をお答えください。
にごり度
Q)あなたの暮らしが嫌なことや煩わしいことで、最高ににごりきった状態を100点とすると、あなたのこの1カ月の生活のにごり具合は何点ぐらいでしたか。その理由をお答えください。


■性年代別散布図

詳しい分析結果はこちらをご覧ください。(PDF)

<関連調査>
博報堂生活総研『生活インデックスレポート・消費動向編4月』[消費意欲指数] [デフレ生活指数]