博報堂生活総合研究所・三矢正浩の連載「トレンド定点」第12回が、JBpressに掲載されましたのでお知らせします。

「肯定派」が20年で半減した生活者の不倫意識

博報堂生活総研の「トレンド定点」(第12回)


「禁断の恋」のブームは、もはや過ぎ去っている?

私の在籍している博報堂生活総合研究所は、1981年の設立から現在に至るまで、「生活者発想」に基づいて生活者の行動や意識、価値観とその変化を見つめ、さまざまな研究活動を行っています。

前回に引き続き、世の中で生じている事象に対して、研究所に蓄積された研究成果やそれらに基づく独自の視点により考察を加えてまいります。読者の皆様にとって、発想や視野を広げるひとつのきっかけ・刺激となれば幸いです。

「不倫肯定派」は徐々に減少?

毎日さまざまなニュースが報じられているなか、最近やたらと目にするのが「不倫報道」。芸能人や政治家をはじめ、著名な方々の不倫が次々に暴露され、その都度メディアやSNSなどを通じて大きな話題となり、当事者への批判が巻き起こっています。

他方、不倫など「許されぬ恋愛」をテーマとした小説やマンガ、ドラマなどの作品は尽きることがなく世に送り出され、一定の人気を集めている様子。実際のところ生活者は、不倫に対してどんなふうに思っているのでしょうか?

博報堂生活総合研究所には「生活定点」という生活者データベースがあります。

生活定点は「生活者を丸ごと捉える」というポリシーのもとで、衣・食・住や仕事、人間関係、趣味、価値観など、約1500項目におよぶ調査の結果を網羅した、日本でも類を見ない大規模なデータベースです。期間も1992年から2年おきに調査を行い、直近2016年まで24年間分の情報が詰まった、ビッグデータならぬ“ロングデータ”となっています。

調査には、恋愛や結婚にまつわる質問ももちろん含まれており、その中には、「好きならば不倫な関係でも仕方がないと思う」との項目も・・・。

というわけで、さっそくデータを見てみましょう。

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