博報堂生活総合研究所・三矢正浩の連載「トレンド定点」第9回が、JBpressに掲載されましたのでお知らせします。

生活者の損得勘定、7割が「ブランド物を買うのは損」

博報堂生活総研の「トレンド定点」(第9回)

ブランド品に中古品。必要なものはどうやって手に入れる?

私の在籍している博報堂生活総合研究所は、1981年の設立から現在に至るまで、「生活者発想」に基づいて生活者の行動や意識、価値観とその変化を見つめ、さまざまな研究活動を行っています。

前回に引き続き、世の中で生じている事象に対して、研究所に蓄積された研究成果やそれらに基づく独自の視点により考察を加えてまいります。読者の皆様にとって、発想や視野を広げるひとつのきっかけ・刺激となれば幸いです。

ブランド物は損、中古品は得?

博報堂生活総合研究所では昨年から、「お金の未来」をテーマとした研究を進めています。生活者のお金と幸せのありかたやその未来像などを展望するべく、さまざまな調査を行ってきました。前回のコラムでは「キャッシュレス社会」の賛否について紹介。全体では賛否が半々と拮抗しつつも、男女別にみるとかなり温度差があることや、賛否それぞれの理由について掘り下げました。

本コラムでも引き続き「生活者とお金」について見ていきたいと思います。
今回私たちが行った調査のひとつに、「損得調査」というものがあります。お金や買い物、生活まわりのさまざまな物事について「○○は得と思うか? 損と思うか?」を二択で答えてもらう調査です。いろいろな項目の損得意識を聞いた中で、興味深いと感じた回答がありました。

ブランド物を買うことは得だ/損だ
中古品を買うことは得だ/損だ

こちらの2つ、皆さんはそれぞれの損得をどんなふうにお考えでしょうか。