博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」と東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」が組み、東京新聞に毎週水曜朝刊で連載中の読者投稿企画「わたしの糧ことば」。特別編の今回は、各分野で活躍中の3人に聞きました。

自由にさせなさい。なんとかなるから

神奈川県出身。リクルートを経て起業。主に女性営業職の人材育成を行う。2009年「営部女子課の会」設立。内閣府子ども・子育て会議委員。

▽自由にさせなさい。なんとかなるから

大学3年男子の母、「営業部女子課の会」代表理事 太田彩子さん(42)

中学から高校にかけて息子が反抗期のころ、相談した知人に掛けてもらった言葉です。当時は「勉強しなさい」「大声は出さない」などと怒り、親としての「あるべき論」で接してました。息子の成長の課題だと言われ、ほっておくことにしたら、しばらくしてピタッと穏やかになったんです。

親はつい、子どもに「こうなってほしい」と無意識に求めがち。否定せず、正論ばかりを言うのをやめたら、息子も認めてもらえたと思ってくれたようです。

私は早稲田大学三年の時に学生結婚し、その後、ひとり親として持病がある息子を育ててきました。稼がなきゃと思って働けば働くほど、息子の学校行事や持ち物を忘れたりして責められる。キャリアに対する焦りや不安、さまざまなジレンマがありました。今、息子は大学生になり、人づてに、私に感謝していると聞いた時はじーんときましたね。

東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
ご投稿はこちらで受け付けております。東京新聞サイト:http://www.tokyo-np.co.jp/feature/katekotoba/

※2016年5月29日付け朝刊紙面。

「糧ことばコレクション」
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