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博報堂リーママプロジェクト・糧ことばコレクション~特別編⑫(高田千明さん)

2017.09.29
#リ―ママプロジェクト

博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」と東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」が組み、東京新聞に毎週連載中の読者投稿企画「わたしの糧ことば」が1周年を迎えました!今回の特別編はアスリート編で、競技の第一線で活躍するママ、パパ選手に、子育てをする上で糧としていることばを聞きました。

無理はしない

東京都出身。ほけんの窓口グループ所属。女子走り幅跳び(視覚障害T11)で リオ・パラリンピック8位、7月のパラ陸上の世界選手権で銀メダル。

▽無理はしない

8歳男児の母、視覚障害の陸上選手 高田千明さん(32)

先天的な弱視で、20歳前に視力を失いました。陸上を始めたのが22歳。その後、聴覚障害のある夫(デフリンピック400メートルハードル日本代表の裕士さん)と結婚、出産しました。

この言葉は結婚前、弱視で双子を育てる先輩ママから言われたんです。障害があっても、なくても、子育ては大変。息子が生まれてから実感しましたね。

息子が小さかったころは、体調も戻らないし、記録も出ない、練習時間も取れない…と悩みました。具合の悪い息子を家に置いていけなくて練習を休めば「家庭を理由に辞めるのか」と言われたり。でも、夫や周りの励ましもあり、競技も無理をしないで、やるところまでやってみようと。

リオ・パラリンピックで自己ベストを更新して入賞でき、諦めずに続けてきてよかったと思いました。東京大会ではメダルを取って、息子にかけてあげたいな。

東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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東京新聞サイト:http://www.tokyo-np.co.jp/feature/katekotoba/

※バックナンバーは、こちらをご覧ください。

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