博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」が、活動を通じて集めたママたちの迷いを払拭し、元気にする「糧ことば」。その中でも、ママたちから圧倒的な人気を集めている糧ことばをご紹介します。

あえて引き受けるべし

田中 和子:「面倒くさいから、なるべく関わりたく無い。」「できるだけ大人しく目立たないようにして、指名されないようにしている。」
学校や保育園・幼稚園のPTAを回避しようとする働く母・父たちの正直な気持ですね。平日も休日も多忙を極める働く母・父としては、「これ以上わたしのスケジュール帳に予定を入れないで!!」と叫びたくなります。
実際、私も学校のPTA活動で毎週土曜日の午前中が潰れた時期は、自分にも家族にも大きな負担となってしまいました。休日が平日よりも忙しい矛盾。
でも、その時に得たものも多く、当時一緒に活動したメンバーとは今でも学校で会えば良い挨拶ができる仲です。そして、困った時には電話一本、メール一本で助け合えるチームです。
たまたまくじ引きで回って来たお役目でしたけど、進めながら「業務」の無駄を省き、働く母ならではの「改善」を提案し、次年度への引き継ぎができたのではないかと思っています。
男性の「家事参画」「地域参画」が提唱されていますが、私のように子育てをしながら働き続けて来た女性たちも「地域参画」できる環境が必要ですし、その環境を整えるのも自分たちの役割なのかな、と感じています。今まで専業主婦の方々が地域や学校での役割を担うことが多かったと思いますが、そこに働く母や働く父が加わることで新たな地域運営の方法や楽しみ方の発見もなされ、効率化も促されるでしょう。
「ワーク・ライフ・バランス」の「ワーク」の効率化や働き方の改革は社会全体で動き出しましたが、このバランスのもう片方の鍵を握る「ライフ」の効率化や質の向上のために成すべきこと。PTA活動・地域活動をそんな活動と捉えて、もしも当番が回ってきたなら「どうせやるなら前向きに!」とあえて引き受けるのはいかがでしょう?(でも、毎週末をそのために費やすのはおススメしませんので、活動日程は是非計画的に^^)

東京新聞でも『糧ことば』連載中

東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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※2016年5月29日付け朝刊紙面。画像クリックで拡大(PDFファイル)

「糧ことばコレクション」
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