博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」と東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」が組み、毎週連載中の読者投稿企画「わたしの糧ことば」。今回は特別編第3弾として、ジャーナリストの治部(じぶ)れんげさんの糧ことばをご紹介します。

息子は40歳になっても、かわいいわよ


一橋大卒業後、日経BP社に入社。2014年からフリー。子育て世代向けのメディア「日経DUAL」に「怒れ!30代」を連載中。

▽息子は40歳になっても、かわいいわよ

小学生と保育園児の2児の母・ジャーナリスト 治部(じぶ)れんげさん(42)

小学生の息子が1歳になる前、バスで乗り合わせた年配の女性がかけてくれた言葉です。

「かわいいのは今だけよ」という人は多いけど、息子を「かわいい」と思う気持ちと「大変」と感じる気持ちがせめぎ合っていた当時の私には、その言葉はプレッシャーで。育児を楽しめていない自分はダメなんじゃないかと。そんな時、見ず知らずの女性の一言に「40歳までなら、まだかわいがる時間はあるかな」と、ほっとしました。

息子が6カ月の時、当時勤めていた出版社に育休から復帰しました。息子との遊び方にもまだ慣れてなくて、夕食後、「何やってるんだろう」と思いながら近所を巡回するバスに子どもとよく乗りました。女性はそこで乗り合わせたお客さん。育児で先が見えないとき、経験から分かる先のことを前向きにとらえた言葉に、勇気づけられましたね。(東京新聞2017年2月16日掲載)

東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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※2016年5月29日付け朝刊紙面。画像クリックで拡大(PDFファイル)

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