博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」と東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」が組み、東京新聞に毎週連載中の読者投稿企画「わたしの糧ことば」。今回は特別編第2弾として、東京大教授の瀬地山角(せちやま・かく)さんの糧ことばをご紹介します。

「ママがいい」に負けない


奈良県出身。ジェンダー論。講義は立ち見が出る人気。 子連れで渡米し父子家庭状態も経験。著書に「お笑いジェンダー論」など。

▽「ママがいい」に負けない

16歳、12歳の2児の父・東京大教授 瀬地山角(せちやま・かく)さん(53)

これは2人の子を育てている経験の中で、自分自身が紡ぎ出した言葉。若いパパ、ママに伝えたいです。

私は講演で全国各地に出張するとき、子どもが0歳の時から連れて行きました。時には泊まりがけで。そんなとき子どもは「ママがいい」とは言いません。

子どもが「ママがいい」と言うのは、多くの場合、一緒にいる時間が一番長いのがママだから。「ママがいい」と言われてすぐママに渡さないで、父と子だけで過ごせば、そのうち子どもは懐きますよ。

例えば、休日にパパが昼ご飯を作るところから始めてはどうでしょう。最初はレトルトでも何でもいい。授乳もミルクで何とかなります。その間、ママは外出したり自由にする。昼できれば、夜も大丈夫になる。ママが病気になったときに備えるための戦略でもあります。ママが育児を休むことは大事ですよ。(東京新聞2017年2月16日掲載)

次回は、2児の母・ジャーナリスト 治部 れんげさん(42)の糧ことばをご紹介します。

東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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※2016年5月29日付け朝刊紙面。画像クリックで拡大(PDFファイル)

★特別編①(くわばたりえさん)★
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「糧ことばコレクション」
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