新どさんこは“楽食主義”? 食の宝庫・北海道に暮らす道産子は、健康のための食事、という意識は低め。 手軽な「コンビニ食・レトルト食品」に頼る男性像と、「家食」を好む女性像が明らかに。

「新どさんこ研究所」( 新ど研)とは…
生活者を取り巻く環境変化が加速していく中、北海道民も変わっていくという仮説のもと「一歩先の道民=新どさんこ」の姿を生活者データ分析や未来予測から見 出す専門組織。2016年5月に北海道博報堂内に設立、マーケッター、クリエイター、デジタル系のスタッフなど7名で構成。「新どさんコラム」では、「新ど研」山岸所長が、調査データを元に、北海道民の意識や傾向を斬っていきます。

今回のレポートでは、道民の“食意識” をご紹介します。

まず、道内外調査対象者が「健康に気をつけた食事をしている」かどうかを比較したところ、全体として、道内対象者の方が低い傾向でした。
50 歳以上になると、健康への意識が高まり、道外対象者よりも若干高い44.3%となっていました。

また、男性の食意識を深堀すると、道内対象者の49歳以下でコンビニ食 やレトルト食品への依存度が高いことがわかりました。

豊富な食環境に常に恵まれているため、逆に毎日の食へのこだわりがあまりなくなり、より手軽で簡単な “楽” な食を好む傾向にあるのかもしれません。

一方で、道民女性では家食やおふくろの味を好んでおり、とくに子育て世代で顕著な傾向が出ています。

冬の長い間は外出機会が減り、在宅時間も長いため、食材の在庫などを上手に管理しながら、おいしくて飽きないメニューを工夫しているのでしょう。親から教わった料理を家族で囲み、“楽しい” 食を志向しているのではないでしょうか。

楽で楽しい楽食志向、そんな北海道の食生活が想像できます。

■詳しくはこちら⇒北海道博報堂NEWS  http://www.hokkaido.hakuhodo.co.jp/news/

山岸 浩之(やまぎし・ひろゆき)
新どさんこ研究所 所長

2014年北海道博報堂入社。
コミュニケーション戦略局長兼マーケティング部長 として、
北海道の様々なクライアントの戦略立案やリサーチを担当。