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【時代の考現学vol.10】 連立家族 [日本の家族 10年変化]

2016.11.17
#生活新聞#生活総研

《生活新聞283号・1998/07/08》

「考現学」とは、様々な世相や生活などの現代の社会現象を調査・研究すること。ここでは【時代の考現学】として、博報堂生活総合研究所が発行していた「生活新聞」発行年当時の”生活”を紹介するものです。

11月20日(11月第3日曜日)は、「家族の日」。
この日にちなみ、18年前の1998年に発行された「家族」をテーマにした生活新聞をご紹介します。

88年の調査との10年比較で、家族が平等化し、個人化している様子が明らかになった。平等化は、妻権化と女系化をもたらし、個人化は、緩系化と合理化につながる。家族の10年間の変化は、社会の変動を反映しており、個人と個人が、少し距離を保った関係で家族となっている。連立政権のように、いつでも離脱が可能な家族像が現れている。

「生活新聞」とは、1981年から2006年まで、生活総研が社内資料として発行していたもので、生活者の日常を生活総研の研究員が独自の視点で洞察・研究し、社会生活から日常生活のディテールまで、様々な手法を用いて生活に迫った研究レポートです。
  • 掲載画像には当時の社員向けのメッセージ等が記載されていることをご了承ください。

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