博報堂こそだて家族研究所のパパチームは「父の日」に先駆けて、北欧のパパ7人に、子育て事情をインタビューしてきました。

父の日企画第2弾として、北欧パパが実践していた「ランニング用ベビーカー」を使った仕事と子育ての両立術について、ご紹介いたします。これから日本でも流行るかもしれない、こそだて家族研究所パパチーム一押しアイテムです。

※こそだて家族研究所のパパチームでは、パパの仕事と子育ての両立に向けて実際のアクションにつなげるTIPSをまとめた“パパハックション”をサイトで紹介しています。
パパハックション《北欧パパ編》詳細はこちら。http://papahacktion.com/category/hokuoupapa/
※取材協力:Life Style RESERCHER(株式会社TNC)http://lifestyle.tenace.co.jp/

第2回:これから日本でも流行る!?こそだて研“勝手に一押しピックアップ”  ラン好きパパ必見!「ランニング用ベビーカー」こそだて両立術!

日本各地で、気軽にエントリーできる市民参加のマラソン大会が増え、ファッショナブルなウェアに身を包み、ランニングをただの健康維持だけでなく、趣味として楽しむ人たちがドンドン増えています。
もちろん、そんなランニングを楽しむ人たちの中には現在パパやママな人、これからパパ・ママになる人も多く含まれているはず。ただ、やっぱり子どもが生まれると、パパもママも家事や子育てと色々とやることが増え、時間が無くなります。そんな状況で、平日は仕事で中々子育てに参加できないパパが休日に子どもをほったらかして、走りに行くなんて・・・。ママの目が怖くて無理ですよね(笑)。

でもそんな、日本のラン好きパパの悩みを解決するヒントがスウェーデンにありました。その秘密のアイテムは「ランニング用ベビーカー」。聞いたことありますか?

ランニング用のベビーカーは自転車のタイヤと同じ構造の中空タイヤで、車輪自体が大きく設計され、衝撃吸収のためのサスペンションも搭載されていることもあり、意外なほど揺れが抑えられます。さらに、安全の為にハンドブレーキ・ハンドストラップまでついています。
取材したスウェーデンのパパは、その専用ベビーカーを使って、自分の趣味のランニングと子育てを両立していました。パパがランニングを楽しむ間、子どもは気持ちよくお昼寝タイム。
スウェーデンだけでなく、ヨーロッパやアメリカでは、「ランニング用ベビーカー」を使って、子どもと一緒に参加OKのマラソン大会も増えており、「ベビーカーラン」として市民権を得ているようです。※日本の大会では大会事務局への事前の確認・了解が必要となります。

実は日本でもベビーカーランのスクール「ベビラン」が関西を中心に開催されており、そこでは、いきなり始めるにはハードルが高いベビーカーランを気軽に体験できる活動を行っていらっしゃいます。

ベビランとは?現在の活動は?

ランニング専用ベビーカーを使ってベビーと一緒にランニング、エクササイズを楽しむ日本初のプログラムです。ウォーキングから始めてランニング、エアロビクス、筋トレ、ストレッチ、ヨガなどを多彩に取り入れている60分のレッスンです。主に神戸市内で教室を開いていますので、開催日時、詳細等は公式Facebookページでご覧ください。

https://www.facebook.com/babyrunjapan/

ひとつご注意いただきたいのは、一般のベビーカーとランニング専用ベビーカーは似て非なるものなので、赤ちゃんの安全のためにも必ずランニング専用ベビーカーをお使いいただきたいということです。ベビランスクールではすべて専用ベビーカーを無料でレンタルしておりますので、会場までは普通のベビーカーや抱っこ紐でお越しいただけます。

ベビランの良さは?

なんと言っても「家族がより仲良くなれる」ことです。エクササイズ教室ではありますが、目的は運動だけではありません。一緒に運動する事でこんなところに疲れが溜まっているんだとか、こんなことが得意なんだとか、新たな発見があってお互いを慈しめるようになります。
参加の仕方は自由ですので、お父様が赤ちゃんと参加されて、ご自宅でお母様を寝かせてさしあげても良いですし、ご家族で参加されて一緒にストレス発散することもできます。我が家も喧嘩しそうな時はよく「ベビランに行こう!」と言っていました。
また、最後はたいてい撮影タイムになりますので、あっという間に過ぎてしまうベビーカー時代の思い出作りとしても気軽に参加していただきたいですね。

一緒に楽しめる子どもの年齢は?

ランニング専用ベビーカーは非常に頑丈な作りとなっており、下は生後6カ月から、身長を加味すると、最大5歳くらいのお子さんまで楽しんでいただけます。
お子さんにはベビーカーイヤイヤ期があり、嫌がる場合もありますが、それは成長の大切な一過程です。もし泣いてしまった場合はすぐに抱っこしていただけますし、スタッフもお手伝いいたします。
また成長につれて乗る頻度が減っていく通常のベビーカーと異なり、2歳を過ぎた年少さん以上のお子さんのほうが、ちょっとしたスポーツ乗りものとして病みつきになることが多いですね。特にお父様に押して走ってもらう方が速く、楽しいようです。

ランニング習慣・体力が無くても大丈夫か?

大丈夫です!実は私自身、病気を繰り返して体力に自信がありませんでした。出産を機に寛解したことがきっかけでベビランを始めたんです。スポーツはずっと運動が得意だった人だけのものではなく、ご自分やご家族を慈しむための対話です。決して無理なさる必要はありません。走らずウォーキングのみの参加も大歓迎です。
実は出産時の事故やホルモン変化などで闘病をやむなくされている親御様から「いつかベビランに参加する」ということを目標にされているというお声も頂戴します。

参加したパパの反応は?

それはそれは盛り上がります!お父様はカッコいいところを見せられる絶好のチャンスですから。張り切り過ぎてしまうお父様をお止めしないといけないこともしばしばあります。
出産は女性だけではなく、男性にとっても大変なことなんです。妊婦さんや産後のお母さんを気遣いましょうという風潮は強くなりましたが、「本当はギリギリなんだ」という気持ちをぐっと飲み込んでいるお父様も少なくないのではないでしょうか。もし職場で気を遣い、家庭でも赤ちゃんのいる奥様に気を遣い、という方がいらっしゃれば、心と身体をほぐしにお越しいただければと思います。

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右肩上がりで伸びる日本のラン人口と、最近の定着ぶりを見ると、パパ・ママの趣味と子育ての両立を実現してくれるアイテム「ランニング用ベビーカー」や「ベビーカーで参加できるマラソン大会」という場が普及していくのも、そう遠い話しでは無いのかもしれません。

※こそだて家族研究所のパパチームでは、パパの仕事と子育ての両立に向けて実際のアクションにつなげるTIPSをまとめた“パパハックション”をサイトで紹介しています。他の北欧パパ達のTIPS“パパハックション”はこちら → http://papahacktion.com/category/hokuoupapa/PDF

〈著者プロフィール〉

博報堂こそだて家族研究所 パパチームサブリーダー
インタラクティブプロデューサー
山崎 雅信(やまざき・まさのぶ)

2001年博報堂中途入社。入社以来、自動車、通信、インフラ企業を中心に幅広い業種でプロモーション・デジタル領域のプラニングを担当。
また、中国企業との協業で、訪日客向けサービス企画開発にも従事。夫婦フルタイム共働きDEWKS家庭、三歳男児のパパ。

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