健康オフィスに向けた商品化を検討

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)と株式会社竹中工務店(東京都江東区、代表取締役社長:宮下正裕)は、オフィスワーカーの生活習慣病予防に向けた運動不足解消の取組みとして、オフィス内の階段利用を促進させる技術の開発に着手しました。

博報堂のアクティベーション企画局内プロジェクト「アクティベーション・テクノロジー」メンバー及び博報堂行動デザイン研究所と、オフィスワーカーの健康づくりを支える「健康オフィス」の提案を進めている竹中工務店が協働で開発に着手したのは、IoTを活用し階段を利用しているオフィスワーカーに「階段を昇ることがつい楽しくなる映像」を投影する技術「ta-tta-tta(タッタッタ)」です。この技術は、階段に設置されたIoTセンサーと個人が持っているタグが連動して、個人の利用履歴に応じて毎回変化する映像を階段を昇っているタイミングに合わせて投影することで、日常的に繰り返される階段を昇る行動のモチベーションを高めることを狙いとしています。(図1、図2参照)

■プロトタイプによる実証
本技術の効果を検証するため。竹中工務店の東京本店オフィスにおいて、一部の社員を参加者とする実証を行いました。5週間にわたる実証の結果、映像投影前の1週間に比較して映像投影期間(3週間)では階段利用量(※1)が平均26.1%増加したことを確認しました。また、この効果が実験終了後の週に渡っても持続していることが分かりました。(※1階段利用量は参加者全員が昇った累計フロア数の1週間の平均。)

また、参加者アンケートにおいても、映像があること自体の楽しさや、階段を利用することで会話の機会が増加したなどの評価も得られました。