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世界的に活躍するクリエイターYang Yeoが博報堂に加入。 博報堂ケトルの木村健太郎とともにAPAC Co-CCOに就任 -デュアル・リーダーシップで日系・外資系クライアントの多様化するニーズに対応-

2017.04.17
#アジア#クリエイティブ・デザイン#グローバル

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、4月1日付で世界的に活躍するシンガポール人クリエイターYang Yeo(ヤン・ヨウ)を、APAC Co-CCO(アジア全域の共同チーフクリエイティブオフィサー)として起用しました。
同じくAPAC Co-CCOに就任する博報堂ケトルの木村健太郎とともに、2人の多様な経歴、マネジメント経験、業務実績を掛け合わせたユニークなデュアル・リーダーシップで、博報堂のアジア全域の統合マーケティング力強化に取り組み、日系企業・外資系企業双方の多様化するニーズに対応してまいります。

北風勝(取締役常務執行役員、ワールドワイドCCO)は今回の取り組みについて以下のようにコメントしています。「一人のリーダーを採用するより二人の個性を組み合わせたほうが強いと考えました。デュアル・リーダーシップという仕組みならば、我々博報堂の伝統やDNAを失うことなくグローバル水準のクリエイティビティを持ち込むことができ、クライアントに木村とYang二人の強みを掛け合わせて提供することができます。」
座間一郎(取締役常務執行役員、グローバルビジネスカンパニー長)は、「これは日々要求水準が高まるグローバルのビジネスニーズに対応するための取り組みです。木村は東京を拠点とし、Yangはシンガポールを拠点に中国に頻繁に出張することでアジアを広くカバーします。効率的なリーダーシップを発揮するために、ともにひとつのチームを率いることもあれば、別々に動くこともあるでしょう」と述べています。
Yang Yeoは「博報堂を選んだ理由は、海外でビジネスを成長させていくという意欲的で地に足の着いた戦略を持っているからです。そして、長年尊敬してきた友人である木村健太郎とのパートナーシップでこれに取り組むことに大きなやりがいを感じました」とコメントしています。木村健太郎は「Yangと最初に出会ったのは2009年のアドフェストで同時に審査員を努めたときのことです。出会ってすぐに仲良くなり、仕事への考え方や好みが非常に近いと感じました。これからパートナーとして新たな職務を担当するのに、こうした相性や長年培った信頼関係は欠かせない要素です。Yangはグローバルに通用する人材であり、一緒に仕事をするのを待ち切れません」と述べています。

Yang Yeoと木村健太郎は、博報堂のグローバルビジネスカンパニー及び中華圏、ASEANの各拠点と密に連携し、各国のクリエイターやマーケティング等のスタッフ人材のスキルアップ、モチベーション向上、そして新たなビジネスを呼び込むレピュテーション構築に取り組みます。そして、クリエイティブ領域にとどまらないストラテジック・プランニングや統合マーケティング力を強化し、アジアに根ざしたリード・エージェンシーへの変革を推進してまいります。
なお、木村健太郎は引き続き博報堂ケトルの代表取締役共同CEOエグゼクティブクリエイティブディレクターを務めます。

2人のAPAC Co-CCO。左:木村健太郎、右:Yang Yeo   撮影:博報堂プロダクツ フォトクリエイティブ事業本部

【Yang Yeoについて】
シンガポール生まれ。博報堂グループに加入する前はワイデン+ケネディ上海オフィスのエグゼクティブクリエイティブディレクターを務める。1992年、サーチ&サーチシンガポールで広告のキャリアを開始、BBHロンドンでグローバルな経験を積んだ後、ファロンシンガポール、香港の設立に携わり、TBWA上海在籍時には中国に初のカンヌゴールドライオンをもたらし、ジェイ・ウォルター・トンプソン上海在籍時には中国で初となるカンヌグランプリを獲得。彼がリードしたエージェンシーは2011年Campaign Asia Pacific誌の「Agency of the Year」を獲得し、クライアントは「Marketer of the Year」に選ばれ、彼自身も「Creative of the Year」を受賞。広告業界における名声だけでなく、空間・建築デザインでもよく知られた存在であり、2012年シンガポール共和国大統領トニー・タン氏から「Designer of the Year」を授与された。

【木村健太郎について】
1992年博報堂入社。ストラテジー、クリエイティブ、デジタル、PR の境界を取り去り、全体をシームレスにつなげるユニークなプラニング手法を確立。2006 年、従来の広告手法にとどまらないイノベーティブなキャンペーンを手がけ、熱いアイデアで世界を沸騰させることを目的に博報堂ケトルを設立した。これまでに8つのグランプリを含む100 を超える国内外の広告賞を受賞し、カンヌライオンズチタニウム&インテグレート部門審査員、アドフェストプロモ&ダイレクト部門審査員長、スパイクスアジアデジタル&モバイル部門審査委員長など20 回以上の国際広告賞の審査員経験を持つ。海外での講演も多く、2013 年から3 年連続でカンヌライオンズ公式スピーカーに選出された。

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