博報堂とオーストリア・リンツ市を本拠地とするメディア・アートの文化機関「アルスエレクトロニカ」による共同プロジェクト「FUTURE CATALYSTS」は、公開型トークイベント第3回「FC PLATZ」を開催することになりましたので、お知らせいたします。
第3回のテーマは、「住む」の未来形 ~20年後の個人の領域、他者との境界~
地球の総人口が73億人を突破し、都市の人口密度が上がり続ける昨今、「住む」ことの未来が議論されることは年を追って多くなってきています。
空き部屋を提供する民泊サービスやシェアハウスと言った空間だけでなく、WEBを通じたシェア行為を初めとしたシェアビジネスの隆盛が象徴するように、我々は未来の「住」にまつわる問題を解決する糸口を掴んだように思えます。
一方で、現在の多くのシェアビジネスは一時的な商品・サービス提供に留まっており、差し迫って必要とされているわけではありません。しかし、いずれ「シェア」することを迫られる社会になる可能性もあるかもしれません。その時、あなたは自分の「何」まで他人とシェアし、どこまで「不可侵の領域」を保ちますか。
「住」をテーマにした今回、個人のプライバシーの領域と、他者とのパブリックの領域における境界線に着目しました。「人と人とのこれからの最低限の境界線とは?」「未来の共有(シェアハウス、シェアカー etc)の変遷」「新しいパーソナルスペースは作れるか?」などを取り上げる予定です。
自他を取り巻く境界線の変化という視点で、近い将来の「住む」ことがどのようにアップデートされるのか、皆さんで議論を交わしたいと思います。
※今回観覧募集はありません。TwitCastingライブ放送を予定しております。
FUTURE CATALYSTSウェブサイト:http://future-catalysts.com/
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